2/2 エギングに必要なタックルを揃える！その2 [ルアーフィッシング] All About

餌木のカラー／布編

餌木の布巻カラーの例：ピンク系

餌木の布巻カラーの例：オレンジ系

餌木の布巻カラーの例：青系

餌木の布巻カラーの例：緑系

餌木の布巻カラーの例：ナチュラル（エビカラー）

餌木にはとてもカラフルなものが多い。特にボディーに巻かれている「布」には様々な彩色がほどこされていて、ピンクや黄色などとても色彩鮮やかだ。最初は何を選んで良いか分からないと思うので、もっとも餌木の中でもベーシックなカラーの「ピンク」「オレンジ」「青」「緑」の4つをメインにしておくとよいだろう。エギングをするうえで、もっとも多用されるカラーで、夜間や薄暗いときはピンクやオレンジ、日中は青や緑という具合に使い分ければオーケー。

しかし、日中でも濁りがあるときや、夜間でも外灯や明るい月光下などでは逆のパターンもあり。これという決まりは無いので4つのカラーをメインにローテーションさせて、その日の当たりカラーを見つけるとよいだろう。また、これらが複合した複雑なパターンやエビや小魚に良く似せたナチュラルカラーもある。当然、こうしたカラーの布が当たる場合もあるので、カラーチョイスに自信が出てきたらローテーションに組み込んでみるのも面白いはずだ。

餌木のカラー／下地

餌木の下地テープの例：虹テープ（マーブル）系

餌木の下地テープの例：金テープ系

餌木の下地テープの例：赤テープ系

餌木の下地テープの例：夜光（グロウ）系

餌木のカラーを決める布巻きの下には、下地としてカラーテープが張られているものが多い。下地のテープには「金」「虹」「赤」が良く使われる。布巻は水に濡れると当然透き通る。水中の餌木は下地のテープと布巻きのカラーと混ざり合い、独特の色彩を放つのだ。

下地テープは布巻きと同様とても重要で、同じピンクでも金とマーブルではまったく印象が変わる。夜間や薄暗いときにアピール度を高めたいときには虹テープ、マヅメ時や日中は金テープ、アタリが無いときには赤テープで変化をつける、といった具合に選択すればよいだろう。また、余裕があれば「夜光（グロー）」や「銀」も効果的。こちらも布巻のカラーチョイスと同様、餌木チョイスに自信が出てきたらローテーションに組み込んでみよう。

豊富なカラーから何を選ぶのか？　迷いが楽しい餌木選び！

無限にある餌木のカラーバリエーション。まずは定番のカラーチョイスからはじめよう！

布巻きの定番カラー1色につき3カラーの下地テープを持っていれば、ほぼエギングで使うカラーローテーションができる。全部で12個の餌木が必要になるが、それだけあれば気難しいアオリイカもいずれかのカラーに反応してくれるはずだ。難しいカラー選択だが、数シーズン、エギングを楽しんでみると、どのようなときにどんなカラーが効果的なのか分かるようになってくるはず。しかし、キャリアを積むと、定番カラーとはまったく違う色にしか反応を示さないときもあることに気づくだろう。カラー選択ひとつにしても矛盾と意外性をいつも感じさせてくれるのもエギングの楽しさのひとつだ。まずは基本をしっかり押さえて楽しみながら悩んでほしい。
次回はエギングに必須のラインシステムを解説します。お楽しみに！

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