ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

ソフトルアーで釣りたい!Part2

ソフトルアーを使ったリグ解説の2回目。複雑なリグからシンプルなものまで一挙にコツを飲み込めます。

執筆者:中山 一弘

前回「ソフトルアーで釣りたい!Part1」に引き続き、ブラックバスフィッシング講座の第10回目。今回はソフトルアーの使い方Part2をお届けします。

ジグヘッドリグ

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ジグヘッドにはたくさんの形状や種類、重さのバリエーションがある
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ジグヘッドにセットするときはどこに刺して、どこから針先を抜くのかチェックしておくこと
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できるだけ真っ直ぐにセットできるように慎重に針を通してゆこう。通しながら前後左右から見ておくと失敗が少ない
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ジグヘッドリグは扱いやすいので初心者にオススメ。なるべく多くの種類のジグヘッドを用意して、いろんなソフトルアーと組み合わせてみよう
ジグヘッドとは、フックにすでに重りがついている独特のアイテムを用いるリグになる。実はガイド的にブラックバスの初心者に最初に教えるリグのひとつで、いくつか注意点を守ってもらうだけで上級者と変らない釣果を得ることができる優れものなのだ。

ジグヘッドリグを使う上で一番注意してほしいのはセットの仕方。必ず真っ直ぐキレイにセットしないと泳ぎが不自然になってしまい、ソフトルアーが持つ本来の動きとは程遠いアクションになってしまう。それさえできればフックが必ず上を向くという特性から、ある程度のウィードレス機能もあるのでどのような場所でもかなり使いやすいメソッドとなるはずだ。

また、このリグを使う場合はなるべくたくさんのジグヘッドを用意しておくことをオススメしておきたい。ヘッドの重量、シャンクの長さなどによって、最低でも4、5種類は持っていてほしい。使い分けは障害物が多いほど軽くすることと、アタリはあるが乗らないなど活性が低いときほどシャンクを短くしてやればオーケーだ。今のところは、このことだけを覚えておいて貰えればとりあえず釣果に結びつくはずだ。

■オススメソフトルアー:グラブ、チューブワーム、カーリーテール、シャッド


ワッキーリグ

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ワッキーリグでセットするにはバランスが大事。指先を使ってセットしたいソフトルアーの重心を探しておこう
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左がダウンショットワッキーリグで右がジグヘッドワッキーリグ。このようにセットした上体でバランスがとれていることが基本
ワッキーリグはソフトルアーの”脇”にフックを刺すちょっと不思議な感じがするジャンルになる。フォールさせても小刻みに動かしても通常のアクションとは違うため、ブラックバスの目を引きやすいという特長がある。実際にこのリグが有名になってからすぐに釣果が聞かれるようになったことでも有名だ。イメージ的には弱って泳ぐバランスが悪くなっている小魚や、ミミズが水中でもがいている感じになるので、実際にブラックバスが普段食べている生物のアクションに近いのだろう。

また、ワッキーリグの特長はフックへのセット方法を変えるだけで、あらゆるリグで応用できる点も見逃せない。ノーシンカー、ダウンショット、ジグヘッドとほとんどのリグで使えるのだ。

やり方はとても簡単で、フックへセットするときソフトルアーの真ん中に脇差しするだけ。たったこれだけなので誰でもすぐに試すことができる。基本は画像にあるようにちゃんとソフトルアーの重さが釣り合うポイントにフックをセットすること。こうしておくと、水中で動かしたときのアクションが一番大きくなるのだ。慣れてくるとややずらして掛けフォール姿勢を変えてみたり、複数のソフトルアーを束ねてセットしたりとアレンジも自在。

中でもソフトルアーの頭部に重りを仕込んで頭が必ず下に向くようになる「ネコリグ」というテクニックは時に爆釣を呼ぶため好んで使うアングラーも多い。このように応用と遊び心を刺激する楽しいリグなのでぜひ試してほしい。

■オススメソフトルアー:ストレートワーム、クロウ


>>まだまだ続きます、ソフトルアー編!>>
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