前回「釣りに必要な「結び」のテクニック 」に引き続き、フライフィッシングをはじめるための基礎講座第4回目。今回は、実際に買い物に行ってみよう!です。

リアル店舗、特にフライに強いプロショップがオススメ

ロッド、リール、ライン類、それにフライケースなどの必需品のあとは、小物を少しずつ揃えるのも楽しいぞ
いろいろ解説を見てても、実際に釣りをしないとあなたのフライフィッシング人生は始まらない。いや、それ以前にタックルがないと釣りもできない。ということで、実際にタックルを購入するためショップへ行ってみようではないか。

最近では店舗での購入だけでなく、ネットショップを利用することもできる。しかし、最初の買い物はやはりリアル店舗、特にフライに強いプロショップへ行くことをオススメしておきたい。なぜなら、ショップの店員に話も聞けるし、仲良くなれば丸秘ポイントをこっそり教えてくれることだってある。彼らは釣りのプロなのでいろいろな指導をしてくれるというメリットもある。後々、いろいろなことを覚えなくてはならない釣りなので、プロショップは必ずお世話になる機会が多くなるはずだ。

とりあえず、ここではプロショップへ行く前の下準備のための解説をしておこう。まず、漠然とショップへ行き「フライがやりたい」といきなり切り出すのではなく、自分がどんなフライフィッシングがやりたいのか、はっきりさせておくとよいだろう。例えば、大自然に囲まれた渓流でヤマメを相手にしたいのか、それとも大物が釣れる湖へ行きたいのか、魚がたくさん釣れる管理釣り場へ行きたいのか、などなど。まずはこれから始めたい、あるいは好みのシチュエーションをはっきりさせておくことが必要だ。なぜなら、フライフィッシングの場合、ひとつのタックルですべてのシチュエーションをこなすことは難しく、至近距離のピンポイント攻略に向いた渓流用のタックルを買って湖へ行っても、魚のいるポイントまでキャストすることすらできないからなのだ。

日本の釣り場を考えると、5番ロッドがベスト

フライフィッシングの場合、ロッドの番手で向き不向きの釣り場を選定することが多い。例えば先ほど触れた渓流用なら3番か4番ロッドが使いやすく、湖には8番ロッド以上が有利となる。管理釣り場はもっと複雑で、自然の渓流を利用した場所だと4番、小~中型ポンド(池)がメインなら5番か6番、より広大なポンドだと8番ロッドが必要になるところまであるのだ。

タックル選びについてガイドの経験を言わせてもらうと、「どうせ全種類のタックルを集めるんだから悩まない!」ということになるのだけれど(笑)、やはり人生初のタックル選びは緊張するものだろう。

そこでオススメしておきたいのは、ずばり5番ロッドの購入だ。いきなり渓流や湖から始めるのもよいけど、知識と経験が少ないときに自然のフィールドへ出てしまうとボウズ(何も釣れないこと)もありえる。何より楽しいはずのフライフィッシングが、いきなり難しく感じてしまうかもしれないので、まずは肩慣らし気分で管理釣り場で気軽に楽しんでもらうのが一番だと思うからだ。

都市近郊型の管理釣り場の多くがポンド型なので、そこにマッチする5番ロッドタックルはベストな選択となるはず。また、渓流でも街に近い里川なら川幅が広いことが多いので、5番ロッドを振る機会も多分にあると思う。湖でも回遊が岸に近いポイントなら5番ロッドでちょうどよい、なんていうことも多い。

いずれにしても日本の釣り場を考えると、フライロッドのちょうど中間の番手となる5番ロッドは持っていて損のない一本だ(ゴルフと似てるね)。

>>一体何を買えばいい?>>