お正月のお花は、もう生け終わりましたか?どんなアレンジなのでしょうか?新しい年を迎える、気持ちもきりりと引締まる、そんな素敵なお正月アレンジなのでしょうね。
ところで、生け終わって残った花材はどうされていますか?一輪挿しにさしたり、小さくアレンジしたり、無駄の無い使い方をされていると思いますが、もうひとつ、可愛いアレンジをしてみませんか?さあ、今年最後のアレンジです。玄関を飾る迎春リースを作ってみましょう。
1.材料ですが、松、千両、水引、和紙他を用意しましょう。
2.まず、松をリース状に組みます。止まりにくければワイヤーをかけて固定しましょう。そのワイヤーを隠すように、晒ミツマタを短く切ったものを束にして止めつけます。太い枝に沿わすように止めつけると自然な丸みが出るでしょう。
3.次に、千両を3.4本束にして1.の上にワイヤーで止めつけます。さらに、バランスを見てもう1束リース台に止めつけます。和紙を下に敷き、リースに止めつけた千両の束を包むようにホッチキスで和紙をくしゃくしゃにしながら止めつけていきます。全体のバランスを見てボリュームに注意しましょう。水引をリボン状に形作り、カールなどを加えて、千両の束の上にワイヤーで止めつけましょう。さらに、真中にゴールドのメッシュなどキラキラするものを貼り付け、こぼれ落ちた千両の実などをボンドで貼り付ければ、出来上がりです。
今回は、松や千両などを用いてリース作りを楽しみましたが、リース台にしめ縄や和紙、シマナイロールなどいろいろとアレンジしてみてくださいね。又、花材は、残りのお花で十分楽しめると思いますよ。例えば、松と水引だけでも和紙でくるむとお正月らしくなるから不思議です。前回のクローズアップでも洋風アレンジを提案しましたが、ぜひ、形にこだわらない自分スタイルを見つけてくださいね。
今年も残りわずかとなりましたね。皆さんのおかげで素敵な一年を過ごせたことを感謝しています。本当にありがとうございました。引き続き来年も可愛がってくださいね。では、素敵なお正月を過ごせますように・・・