ビーズ/ビーズの知識とテクニック

ビーズ色の組み合わせ…色や素材を上手に選ぶ、配色の考え方とヒント(2ページ目)

ビーズアクセサリーの色の組み合わせでお悩みの方へ、ビーズの色や素材を上手に選ぶ、基本的な考え方とヒントです。ちょっと意識するだけで、今日からあなたも配色上手……!? 「自分流」を見つけるまでのヒントとしてご覧ください。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

STEP3:連想ゲームで周りをかためる

ビーズの色合わせ
ピンクから連想される色を配置
ポイント以外の色をスムーズに選ぶには、ポイントの色から連想される色を考えてみます。たとえばポイントが青みのピンクだった場合には、ピンク、青、赤、白、紫が候補になります。ピンクはポイントそのものの色ですし、青・赤・白はポイントに混ざっている色、紫はポイントに混ざっている色からできる色です。
 
ビーズの色合わせ
ポイントのビーズに含まれる色でまとめた例
また、ポイントに柄があったり、別の色がコーティングしてあれば、その色を使うとほぼ間違いなく合います。このようにポイントを中心とした連想ゲームを展開すると、相性のよい色を簡単に見つけられます。
 
ビーズの色合わせ
色相環の向かい合う色が反対色
なお、黒・白・グレーなどの無彩色や、ブロンズ・シルバー・ゴールドなどジュエリーの素材として使われる色は、ほとんどの色と違和感なく合わせることができます。さらに、ポイントから連想される色の反対色(上の例の場合は、青みのピンク⇔黄みの水色、青⇔オレンジ、赤⇔緑、紫⇔黄緑)は、ポイントの色を引き立ててくれる色です。1~2箇所に取り入れると、よいアクセントになります。
 

STEP4:トーンを意識して一体感を

ビーズの色合わせ
ポイント以外のトーンを統一しているので、たくさんの色を使ってもまとまる
色には赤や青といった「色相=色み」のほかに、「明度=明るさ」や「彩度=鮮やかさ」も関わってきます。明度と彩度が同じグループをここではトーンと呼びます。同じトーンの中から選べば、たくさんの「色相」を使っても、全体的には統一感が出ます。
 
ビーズの色合わせ
色相はピンクと茶で統一し、トーンを変化させたパターン
ビーズの色合わせ
反対色の青と黄色も、トーンがそろっていれば違和感がない
逆に違うトーンの中から選べば、たとえ「色相」が同じでもメリハリがつきます。 STEP2で決めたポイント似たトーンのビーズだけでまとめれば落ち着いた雰囲気になりますし、違うトーンのビーズを取り入れればリズムが生まれます。
使う色が見えてきたら、 ビーズの特徴を知ってよりイメージに近づけましょう。 具体例は次のページで!
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