西園で動物アイドル探し
東園と西園を結ぶモノレール
カピバラで和んだあと、西園へ向かおうとすると、モノレールの乗り場が。歩いても「いい運動になるなぁ」くらいの距離ですが、切符を買って乗ってみましょう。これが、エミューや「いそっぷ橋」そして不忍池などを見下ろす感じで、なかなか快適。おすすめです。西園には、カバ、キリン、サイ、カンガルー、いま人気のハシビロコウのほか、フェネックなどがいる小獣館や、ワニ・カメなどが暮らす両生は虫類館、そして、日本ではここだけのアイアイがいる「アイアイのすむ森」とバラエティに富んだ動物たちを見られます。
「ウサギ・モルモットふれあい」は、通常、午後早めの約1時間くらい実施
また、モノレール駅のすぐ近くにある「こども動物園」では、小動物とのふれあい体験ができます。ヒツジやヤギが放し飼いされているほか、アルパカ、ロバ、ミニブタ、ミゼットホース、ラマに触ることも可能。さらに「ウサギ・モルモットふれあい」の時間もあります。ふれあいやエサやり体験などは時間が決まっているので、前述した表門の「インフォメーション」でのチェックが大事です。では、西園にいるアイドル候補を紹介……ああ、もちろん「こども動物園」の動物たちも有力なアイドル候補ですね。
「こども動物園」を出て少し歩くとオオカンガルーがいます。ピョンピョンはねる様子も可愛いですが、写真のように集合して、じっとこっちを見つめる姿に出合えたらシャッターチャンスです
では、小獣館に入ってみましょう。キュートで魅力的な小動物の中で、思わず目を引かれたのは、まるでインディアンの酋長のような顔をしたワタボウシタマリン
最後に“動かない鳥”として人気を集めているハシビロコウを紹介します。可愛い……とは言えないその容姿ですが、とにかく、いつ見てもジッとしている、その堂々としたたたずまいは独特の雰囲気があります
ハシビロコウの解説板
ハシビロコウの展示前には、足についているリングで名前を見分けられる、という解説板があります。ここまで紹介してきた動物の随所で出てきた解説板。すべての動物には、なんらかの解説が付いています。名前が書いてあったり、特徴が書いてあったり。この解説板を読めば動物園の魅力は倍増します。名前や特徴がわかると、そこにいる動物が、より身近に感じられると思いませんか? ぜひ、上野動物園の解説板のチェックを忘れずに。
さて、あなたの動物アイドルは見つかりましたか? ここに紹介したのは、ほんの一部です。上野動物園を、じっくりゆっくり歩いて、あなただけの動物アイドルを探してみてください。
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上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
TEL:03-3828-5171
料金:入園券 大人600円、中学生200円
(小学生以下・都内在住在学の中学生は無料)
営業時間:9:30~17:00(最終入園は16:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
アクセス:JR上野駅公園口から徒歩5分(表門)、地下鉄根津駅2番出口から徒歩5分(池之端門)