写真ゲーム-11人の新たな写真表現の可能性-
石川直樹「New Dimension」 2005年 |
折元立身「処刑―パン人間」 2004年/2008年 |
テーマとされているのは「写真ゲーム」。写真の意味や価値を被写体や美的イメージのみに求めるのではなく、どのようにしてそのイメージが作り出されているのか、あるいは作り出されたイメージがいかにして用いられているのかといった点に着目して、撮影におけるルール、展示におけるルールを見出し写真表現をある種のゲームとしてとらえた展覧会です。
出品作家は、世界の大自然を舞台に撮影を行っている石川直樹、画面の中に詩的なストーリーを演出する八田政玄、撮影時に風景の一部を回転させることで残像をつくりだす屋代敏博など、独自の作風で知られている写真家ばかりです。
11人11通りの世界観を見ることができるので、気になる表現が見つかるはず。
普段は写真展に足を運ばない方にも、ぜひご覧いただきたい展覧会です。
【写真ゲーム-11人の新たな写真表現の可能性-】
■会期 2008年1月26日(土)~3月30日(日)
■会場 川崎市市民ミュージアム アートギャラリー2・3(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)
■開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日 月曜日(2/11は開館)、2/12(火)、3/21(金)
■観覧料
一般 200円
65歳以上・高大生 150円
中学生以下 無料
■主催 川崎市市民ミュージアム
詳しくは川崎市市民ミュージアム オフィシャルサイトをご確認ください。
最後のページでは、美術館で行われる映像のイベントをご紹介します!