森村泰昌―美の教室、静聴せよ
「フェルメール研究(3人の位置)」2005年 カラー写真 国立国際美術館蔵 |
横浜美術館では、名画や女優に扮したセルフポートレート作品をはじめ、映画や演劇、パフォーマンスなど幅広い活動で国際的に活躍する美術家森村泰昌の個展が開催されています。
横浜美術館では、1996年にも森村泰昌の国内で初となる個展を開催したことがあります。その際には女優シリーズの作品を紹介すると共に、美術館の中に映画館を出現させました。
「肖像(ファン・ゴッホ)」1985年 カラー写真 国立国際美術館蔵 |
例えば「1時間目:フェルメール・ルーム」と題されたセクションは、自身のアトリエを描いたフェルメールの名画「絵画芸術」を参照して、森村が作品を制作するときの舞台となった原寸大のセットを再現しています。
「2時間目:ゴッホ・ルーム」では、自らゴッホになりきった肖像画の作品などを展示しています。
全体を通して1日の授業になっている展示は、ホームルームにはじまり6時間目、そして最新シリーズが紹介される放課後まで。「関連授業」としてギャラリー・トークや映像作品の上映会も予定されています。
少し変わった学校の授業を体験しに出かけてみてはいかがでしょうか。
【森村泰昌―美の教室、静聴せよ】
■会期 2007年7月17日(火)~9月17日(月・祝)
■会場 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
■休館日 木曜日)
■開館時間 10:00~18:00(金曜は20:00まで開館/入館は閉館の30分前まで)
■入場料 ( )内は20名以上の団体料金
一般 1,100(900)円
大学・高校生 700(500)円
中学生 400(300)円
小学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者(1名)は無料
■問合せ 03-3214-2561(代表)
■主催 横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)/朝日新聞社
■後援 横浜市市民活力推進局
■協賛 資生堂
■協力 一色事務所/Ufer! Art Documentary/MEM INC./cozfish/シュウゴアーツ/3DデジタルサービスOURA(小浦石油株式会社)/浜松ホトニクス株式会社、ミタテ工房理論社/鰐虎工房/京浜急行電鉄/相模鉄道/みなとみらい線/横浜ケーブルビジョン/横浜市ケーブルテレビ協議会/FMヨコハマ
詳しくは森村泰昌―美の教室、静聴せよ オフィシャルサイトにて。
最後のページでは、コスチューム・アーティストの新しい試みを紹介する展覧会!