アート・美術展/アート・美術展関連情報

アートスクールで感性を磨く!

「見る」だけでなく、「学ぶ」のもアートの楽しみ方のひとつ。「MAD」や「BankART school」など、気軽にアートについて学ぶことができるアートスクールをご紹介します。

執筆者:橋本 誠

文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
ある程度定期的に美術館に足を運ぶようになったり、好きな作品や作家に出会ったりするようになると、アートに対する興味がより湧いてきて、「もっと知りたい」と思うようになることがあると思います。

そこで今回ご紹介したいのはアートスクール。美術系の大学はさすがに専門教育という感じで敷居が高いと思いますが、実はもっと気軽にアートについて学ぶことができるスクールが増えてきています。

自分の希望に合ったアートスクールを見つけよう!

アートスクール
ひと口にアートスクールとは言っても、「見る」楽しみを増やすために周辺的な知識に触れるくらいの気軽なものから、作家やプロデューサーとしてアートを発信する側について学ぶ専門的なものまで様々です。

まずは自分がどのようなことを学び、何に生かしたいのかという目的意識をはっきりさせ、興味のあるスクールを探してみましょう。

それから、スクールの立地や受講料、開講時間帯などを確認して、自分の生活にうまく組み込めるかどうかを検討してみます。

【おすすめのアートスクール】
  • 四谷Art Studium…作家やプロデューサーなど、アートの担い手を志す人に適したスクール。現場で活躍する著名講師を多数招き、「WORKSHOP」を中心に実践的なカリキュラムを展開。
  • 美学校…1969年に創設された歴史のあるスクール。作家を志す人向けではあるが、作品技法ごとにカリキュラムを設けているので、少し発展的な制作体験をしたい人にも適している。
  • MAD…展覧会の企画なども手がけるArts Initiative Tokyo(AIT)のエデュケーションプログラム。アートの担い手を志す人を対象にしたものも多いが、そうでない人にとっても興味の湧くオリジナリティの高いカリキュラムを展開。
  • BankART School…横浜の公設民営施設BankART1929が開催しているスクール。専門性の高いものから身近なテーマまで、曜日ごとに2ヶ月完結型で幅広いテーマを取り上げている。
  • AAF学校2007…アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)のプログラムのひとつとして開かれているテンポラリーなスクール。AAF2007の参加プロジェクトを題材にしたレクチャーを中心に、アートプロジェクトや担い手の様々な例を紹介する。
条件が合えば、あとは勇気を持って問合せ、申し込むのみ!アートのある新しいライフスタイルがあなたを待っています。

次のページからは、2つのスクールをピックアップして詳しくご紹介します!
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