今日の作家XI:鷲見和紀郎・畠山直哉
鷲見和紀郎《EVIDENCE》2006年 撮影:山本糾 |
鷲見和紀郎(1950-)は、ブロンズ鋳造による作品を中心に彫刻作品を制作してきました。1970年代はミニマル・アートを批判的に咀嚼した真鍮や鉄の立体、1980年代からはブロンズや絵画的彫刻ともいうべき<ヴェール>のシリーズ、2001年以降は人体を連想させる<ダンス>のシリーズを展開しています。
今回は過去の代表作品に加え、ブロンズ彫刻に光(蛍光管)を組み合わせた新作、ドローイングやワックスを用いたインスタレーションなど多様な作品が展示されます。
畠山直哉《タイトルなし/モントリオール》 2005年/ラムダプリント |
今回は彼の主要なテーマである都市や建物の写真に焦点をあわせ、新作も含めた約17組(総数180点)の作品が展示されます。
それぞれタイトルを鷲見和紀郎展「Corridor of Light(光の回廊)」、畠山直哉展「Draftsman's Pencil(製図家の鉛筆)」として個々に紹介する展覧会。作家独自の世界観を存分に堪能することができそうです。
【今日の作家XI:鷲見和紀郎・畠山直哉】
■会期 2007年1月6日(土)~3月25日(日)
■会場 神奈川県立近代美術館 鎌倉(神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53)
■休館日 月曜日(1月8日、2月12日は開館)、祝日の翌日(1月9日、2月13日、3月22日)
■開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
■観覧料 ( )は20名以上の団体料金
一般 800円(700円)
20歳未満・学生 650円(550円)
65歳以上 400円
高校生以下の方、障害者の方は無料
■問合せ 0467-22-5000(神奈川県立近代美術館)
■主催 神奈川県立近代美術館
■協賛 株式会社資生堂
■助成 財団法人 野村国際文化財団
■認定 社団法人企業メセナ協議会認定
■協力 株式会社カラーサイエンスラボ
詳しくは神奈川県立近代美術館 ホームページにて。
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