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| 月のコンディションとあなたの行動パターンの関連性をチェックしてみると？ |
月でツキを呼び込む方法は？
さて、普段わたしたちが何気なく夜空に見つける月ですが、この謎の天体が、わたしたちの精神活動に影響を及ぼすとすれば、「月」を運気アップに活用しない手はありません。もともと、ツキを呼び込むの「ツキ」は「月」から来ている？？と言う説もあるぐらいです。ところで、西洋占星術では、誕生日の天体図（ネータルチャート）を詳細に割り出し、そのネータルチャートを基に各種のチャートを作成し、それらと現在実際に形成されている天体の状態（トランジット）との関係を分析しながら、各個人のバイオリズムを割り出します。
ここまで行うには、煩雑な計算や専門知識が必要になってしまいますので、今回は、誰にでも実践可能な月の有効活用の方法をご提案させて頂きたいと思います。
ムーンダイアリーを作ってみよう
月の現在位置と自分のネータルチャートの関係を知るためには、複雑な計算や天体の運行を記した天文暦などが必要となってしまいます。そこで、みなさんにおすすめなのが、ムーンダイアリーの作成です。これは、みなさんの日常生活と月の満ち欠けなどのコンディションがどのような関連性を持つのかを統計的に考察して、未来のアクションに役立てようとするためのものです。
ところで、みなさんも、バイオリズムという言葉は良くご存知だと思いますが、四季などの自然の移り変わりのみならず、人間の運勢もある種の規則的なリズムを持って推移していると考えられます。
実は、そのリズムのからくりを解明するために過去何千年もかけて世界の各地で生み出された技法（アート）が、今わたしたちが巷で「占い」と呼んでいるものなのです。
「ムーンダイアリー」の作成方法はとってもシンプル。これからしばらくの間（出来れば半年間程度）毎日月の満ち欠け（新聞でもわかります）及び自分の肉眼で見た月の様子を記録して、そこに数行程度その日起きた出来事とその出来事に対する自分の気持ちをメモしておきましょう。
数ヵ月後に見直して、月のコンディションと実際に起きたイベントになんらかの関連性が見出された場合は、それらをしっかりと覚えておきましょう。
そして、未来に何か重要な事柄を計画する場合は、その関連性を考慮して行動するようにすることで、事前に難を避け、ツキを呼び込む可能性を増す事が出来るはずです。
万人に共通といわれる月の影響
最後に西洋占星術において、月が万人に共通して及ぼすと伝えられている影響の概要をお知らせしておきます。【新月】 占星術的には太陽と月がコンジャンクト（重なる）状態です。一般的には何か新しい計画を立て、気持ち新たに決意を固めるのに良い時期です。
【満月】 占星術的には太陽と月がオポジション（180度反対側）に位置する状態です。一般的には、いままで行ってきた事柄を見直し、考え方に偏りが感じられる場合は、バランスを取り戻すための努力をする時期です。この様な理由から、満月の夜には、精神的バランスを崩しやすく、常軌を逸する行為に及ぶ人々が増えるという説もあります。
尚、先進国では医療に占星術を取り入れようとする動きが以前からありますが、米国のDr.E.Andrewは、満月の日にはかなり高い確率で患者の出血率が高まるとの調査結果を発表しています。更に、Dr.AbrahamとDr.Waltherの両氏の共同調査によれば、満月時の出生率は、平均して7％新月時より高いそうです。
【日蝕】 新月の際に起こり、月が地球と太陽の間に入りぴったり直列するので、地球からは太陽が月に隠れて見えません。古代占星術においては、最も不吉な現象として恐れられて来ましたが、現代の占星術では、新月の状態が強調されるため、物事に対するフォーカスを深めるのに適した時期と言えます。次の日蝕は2009年1月26日です。
【月蝕】 満月の際に起こり、地球が月と太陽の間に入りぴったり直列するため、月に太陽の光が届かず見えなくなります。日蝕同様、古代占星術では不吉とされてきましたが、現代では満月の状態を強めると考えられます。次の月蝕は2月9日に起こります。
【Void of Course（ボイド）】 これは直訳すると進路無効。ホラリーと呼ばれる古代占星術において使用されるコンセプトで、月が、ある星座宮を抜け出し、その次の宮に入るまでのいわば空白時間の事を意味します。
一般的には、この期間に新しい事を始めると全て無効になってしまうと言われており、東洋占術の空亡や天中殺に近いニュアンスです。
歴史的には、例えば、ニクソンはボイド期間に当選して大統領となりましたが、後日ボイド期間にウオーターゲート事件で失脚しております。
現代では、ボイドには日々のルーティーンを地道にこなしながら、物事には出来る限り慎重に取り組む姿勢をおすすめ致します。
因みに、実際のボイド時期に関しては、「今月のあなたの運勢と開運メッセージ」をご参照下さい。
西洋占星術などで天体とバイオリズムの関連を探るには、深い専門知識が必要です。一方、自分自身を一番深く観察出来るのは自分以外において存在しません。
今日から早速「ムーンダイアリー」の習慣を取り入れ、自らの運勢を自らでコントロールする準備をされては如何でしょうか？
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