いまあるわたしたちの人生は全てわたしたち自分自身で選んだものです |
自分で選択する人生学校のカリキュラム
わたしたちは、物質的な世界を通して、いろいろな事を学ばなければなりません。そのためには、輪廻転生を通して、何度も何度も人生をやり直すことが必要になります。さて、この何度も繰り返す人生。この人生学校のカリキュラムは、実は、わたしたちが、自分自身で選択するものです。
わたしたちの寿命が尽きると、わたしたちは、肉体という乗り物から離れ、本来のエネルギーに戻ります。そして、生前の行いに応じて、いろいろな種類のあの世に行き、充分に前世の行いを反省した後、次に自分が学ばなくてはならない課題をみつけます。
かくして、わたしたちは、その課題を消化するために、最もふさわしい人生カリキュラムを、自らの意思で選択し、生まれ変わるのです。ですから、わたしたちは、キリストも説くように、自分自身の人生に責任を持たなくてはならないのです。今の自分の状態は、全て、自分自身で決めたことなのです。
人生カリキュラムをはばむものは?
スピリチャリズムの世界では、たとえ、なにかしらのハンディキャップを負って生まれてきたとしても、それは、自らが、自分のこころの進化にとって必要と判断したためと考えます。一方、人々が「こころの進化」という目的からはずれ、私利私欲におぼれ、人心が荒廃すると、地球全体が、ネガティブなエネルギーに包まれ、神のエネルギーが地球上に届かなくなります。そうなると、せっかくこころの進化を目的に選択したカリキュラムも、予定通りに進まなくなってしまいます。
わたしたちは、学びに協力してくれそうな両親を、自ら選んで、この世に生まれ変わります。両親には、どんな環境であれ、子供が物心つくまでは、きちんと育てる義務があります。
ところが、世の中が荒廃し、義務を放棄する親が増えると、せっかく選択した人生カリキュラムを、無事修了するどころか、始めることさえ出来ずに終わってしまうこともあります。
スピリチャリズムの世界においては、そういったハプニングに対する補償システムが完備されていますが、そのようなハプニングを未然に防ぐことは、この世の中に生きるわたしたち人間の義務です。
わたしたちの人生の目的は、自らの「こころの進化」であるとともに、地球をより良い学びの場へと進化させてゆくことでもあります。
輪廻転生とはこんな感じ?!
例えば、ある魂は、王者として人々を支配し、栄華の限りを尽くして、権力欲と物質欲に執着したまま、一生を終え、煉獄地獄で自分の犯した罪を反省し、やっと霊界に昇り、今度は、貧しい人として生まれ変わり、一生懸命に努力して、同じ境遇の多くの人々を救い、こころの進化を果たし、やがては、人間を卒業し、光の世界で暮らすことになるかもしれません。また、ある魂は、何不自由のない一生を送り、霊界に昇ったものの、人間の苦しみを学ぶために、わざわざアフリカの飢餓地帯を自らの再生の土地として選ぶこともあることでしょう。
また、貧しい幼少時代を経て、一生懸命に努力をして、ビジネスマンとして大成功を収め、地位や財産を手に入れたものの、足ることを忘れ、周りに犠牲を強いてまでも、死ぬまで事業の拡大に執着した魂は、煉獄で物質への執着から自らを解放した後、霊界へ昇り反省し、今度は、生まれながらに裕福な家庭を選び、慈善事業に一生を捧げ、多くの人々を救い、人間を卒業してゆくかもしれません。
因みに、ガイドの一つ前の前世は、修験道の行者で、山にこもったきり、浮世事をあまり学ばなかったため、今では、バラエティに富んだ経験を積むためのカリキュラムの過程にいるようです。
一番大切なのは自分自身を信じる力
輪廻転生のコンセプトに関してご紹介しましたが、読書のみなさまの中には「なんと荒唐無稽な!」と思われる方もおられることでしょう。みなさんのなかには、確固とした信念を持って「無神論」を貫き通す、強い意志をお持ちの方もおられるし、半信半疑の方もたくさんおられることでしょう。また、ある人は、独自の信仰をお持ちのことでしょう。
スピリチャリズムは、人間や霊的世界の仕組みを、出来る限り公平な立場で明かそうとするムーブメントです。スピリチャリズムが、一貫して提唱するテーマは、「自分自身を知る」であり、「己を支配するのは己である」ということです。
なぜならば、わたしたちは、神のエネルギーの分身であり、だれでもが、こころの中に神のエッセンスを抱いているからです。
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