風薫る五月。とても心地よい季節がやってきましたが、世の中では、あいも変わらず、戦争やおぞましい犯罪が後を経ちません。景気は、上向きといわれながらも、社会格差は、ますます広がり、過当競争は、わたしたちから「助け合い」だとか「思いやり」といった人間として最も大切な気持ちを奪いつつあるように思われます。

そこで、「ツキを呼ぶための」シリーズと称し、わたしたちが、より人間らしく幸せに生きるための知識やコツを、スピリチャリズムの観点から、順を追ってご紹介してゆきたいと思います。

今回は、ツキを呼ぶための基礎知識として、わたしたち人間の正体と目的をスピリチャリズム(唯心論、心霊主義)の観点からおさらいしてみることにします。

ツキを呼ぶための第一歩はおのれを知ること!

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幸せになるためには、私たちが何故この世の中に生まれたか知らなくてはなりません。
この世に生まれてきたからには、みなさん誰でも、「幸せに一生を終えたい」と考えていることでしょう。

この世の中には、誰が見てもツイていると見える人もいれば、何をやってもだめと思い込んでしまっている人もいます。私たちが幸せに生きるために、ツキが必要なことは、いうまでもありません。

それでは、このツキとは一体何ものなのでしょうか?

このツキという言葉。実は、辞書でもあまりお目にかかることがありませんが、ガイド流の解釈は、運が「くっついてくる」ツキと月のふたつの言葉の意味を含むと考えます。

いいかえれば、ツキとは幸せに活きるために必要な運というエネルギーが(月の満ち欠けのごとく)ある周期に従ってわたしたちにくっついてくる状態を表したものといえるでしょう。

それでは、ついているいないにかかわらず、わたしたち人間は、何故生まれてきたのでしょうか?そもそも、人間には一体どんな意味があるのでしょうか?

古今東西この問題に関しては、実に沢山の人々が考え続け、あるものは哲学へ、あるものは宗教へと発展してゆきました。

現代のスピリチャリズムは、哲学や宗教の垣根を超え、科学的な考察も加味しながら、人間の存在をホリスティックに理解しようとする思想ムーブメントといえます。

神様が人間を創造したとは?

人間の正体と意味を語るには、神様の存在を欠かすわけには行きません。世の中に無神論者と言われる人も沢山いますが、神様の存在がなければ、その時点で人間の存在も全く無意味なものになってしまうでしょう。

それでは、神様とは一体何ものなのでしょうか?

スピリチャリズムの世界では、このように考えます。神様とは、宇宙創造のエネルギー(意識)で、われわれ人間の人知を遥かに超えた存在です。人間が、真の意味で、神様を理解することは、この地上で人間として暮らしている限り不可能です。

ところで、スピリチャリズムでは、この神様というエネルギーは、常に進化することを自分自身の目的としていると考えます。

そんな神様は、ある日自分をもっともっと進化させるにはどうすれば良いかを考えてみました。その結果、自分の分身を沢山創造して、それぞれに試練を与えて、進化の効率化をはかろうとしたのです。

そして、その分身こそが、私たち人間のもとだったのです!

次のページでは人間の目的について考察してゆきましょう。