モルディブのホテルの傾向・選び方(2ページ目)

タイプ2　ナチュラル系＆大型リゾート

もうひとつは、昔ながらのモルディブらしいナチュラル系や客室数が多い大味（!?）系でしょう。ナチュラル系は施設の数は少ないけれど、こんもりと茂るヤシの木々やさらさらとしたパウダーサンドなど、手の入っていない島の美しさが魅力です。もちろん蛇口をひねればお湯は出ますが、バスタブは期待薄だったりします。でも、かつてのモルディブはこうした不自由さを楽しめる西欧の富裕層のパラダイスだったのも事実。いわば、モルディブ原点系！ ハウスリーフ（島の周りの海）が充実しているリゾートも多いです。具体的には、マクヌドゥやバタラ、ニカ・ホテルなどでしょうか。 

一方の客室数が多いタイプは、施設はかなり充実しているけれど、ファミリー向けのカジュアルな雰囲気。ラグジュアリー系の堅苦しさが苦手な人には、かえってくつろげるかもしれません。こちらのタイプのツアーは20万円前後からあります。具体的には、パラダイス・アイランド、バンドス（部屋タイプによってはカップル向け）、サン・アイランドなどでしょうか。

ツアー料金は安いものを選びたいのが人情ですが、ハネムーンでしたら30万円前後以上のものをチョイスしましょう。やっぱり、“安かろう悪かろう”は世の常で、最初のモルディブのイメージが悪くなってしまうのは、残念ですから……。