洗えるカーテン? いつ洗う?
カーテンの洗濯表示を確認して、洗濯OK(洗濯機OKや手洗いOKマーク)があれば自宅でお洗濯を。これらは、カーテン洗濯の失敗に多い「縮み」を防ぐ加工や織り方をされたもの。素材はポリエステルが多いようです。「水洗い不可」のものは縮みや色落ちが心配なので、クリーニング専門店に出した方が無難。結構お値段が張りますので家計的には自宅で洗えるカーテンを選んでおくとよいですね。洗う頻度は環境にもよりますが、春や秋など季節の変わり目がおすすめ。空気の汚れた都市部などは年に数回洗った方がよいでしょう。特に春は風が強くホコリや花粉などが多い季節で、汚れたまま梅雨になると湿気がプラスされてカビや臭いの原因にも。五月晴れの頃はカーテンを洗うのに最適です。
シワをつけずにカーテンを上手に洗う
たたんでネットに入れます。ネットの中で動かないよう洗濯ばさみで留めても。もちろん無しでもOK
たたみ方は縦にひだを作って縦長に折り、次に3つ折り程度に短くします。折りこむと内側の汚れ落ちが悪くなるのでひだ(蛇腹)折りがおすすめです。ネットに入れたら洗濯機をスタート。洗濯機のコース選びは弱水流(ソフトコース等)にして。
汚れがひどい場合は、洗濯槽に水をはって洗剤水にしばらくつけ置きます。酸素系漂白剤を使うのも効果的。つけ置き時間は汚れ具合にもよりますが、1時間以上置くと、ポリエステルなどは汚れが再付着してしまうので適度に。また、ぬるま湯を使った方が汚れ落ちがよいので、お風呂の残り湯を使うとよいでしょう。静電気防止効果のある柔軟剤を入れても○。シワをとったり風合いをよくするものもあります。
脱水は短めに。洗濯が終わったらすぐ洗濯機から取り出すのもシワ防止の対策。フックをとりつけ、元のカーテンレールにつるして、重みでシワをのばしながら干します。少しだけ下からひっぱってやると残ったシワが伸びやすくなります。