仏壇とは

仏壇は心の拠りどころ。

仏壇は心の拠りどころ。幼少期から仏壇に手を合わせる習慣があれば、思いやりの心が育ちます

仏壇はお寺のミニチュア版。ご本尊をお祀りする神聖な場所です。仏壇というと、亡くなったご先祖をお祀(まつ)りし、対話をする場所と捉えている人も多いようですが、ご本尊(阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来などの仏様)をお祀りする神聖な場所であり、一家の大黒柱のような存在であることが本来の姿と言えます。

仏壇には、ご飯や水、お茶、いただいたお菓子などをお供えしますが(正確には宗派によって考え方が異なります)、それは一体何を意味するのでしょう? 仏様が「お腹がすいた」と言って食べるわけではありませんし、「のどが渇いた」と言っているわけでもありません。
これは日々の敬意と感謝を、目に見える形として生み出された表現方法なのです。お供えする行為そのものよりも、仏壇に心を向けるとが大切なのです。


仏壇の買い時は?

「仏壇は身内が亡くなったときに買うもの」ではなく、「神仏に手を合わせたい」と思ったときが買い時。今でこそ、仏壇購入のきっかけとして一番に挙げられるのが「身内の不幸があったとき」ですが、「新築や引っ越しをしたとき」など、新たな気持ちで新生活をスタートするときに仏壇を新調する人も少なくありません。かつては結婚して世帯を持つと、必ず各家庭に仏壇をお祀りするべきと言われていた時代もあったほど、仏壇は生活に溶け込んでいたものです。

最近増えているのは、子供の心の教育のために仏壇を購入するパターン。家族みんなが仏壇に手を合わせる姿は、先祖を大切にする心、信頼、目に見えないものへの思いやり、お金やモノにとらわれない価値の心が芽生えます。ボタンひとつで起動、リセットできるゲームやパソコンが生活に入り込んでしまった現代だからこそ、仏壇が改めて見直されているのかもしれません。

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