落語/落語関連情報

「落語会を開いちゃう」実践編:その2(2ページ目)

「落語会を開いちゃう」実践編:その1に続き、開催当日の様子を詳しくお伝えします。最後まで読めば、明日からでも落語会を開きたくなります。

執筆者:清水 篤司

落語会開催当日の様子

やっぱり落語は生でなおかつ近い位置で聞くに限ります。古典落語の「幇間腹」を熱演する三遊亭ぬう生さん
14:30/三遊亭白鳥師匠と三遊亭ぬう生さんを高崎駅に迎えに行く。

14:30~14:45/会場に着く間、車中で今回の落語会ことなどについておしゃべり。お二人とも群馬県内には何度か来たことがあるが、高崎は初めてだったらしい。

14:45~15:00/会場に到着。お二人を主催者の宮司さんに紹介しご挨拶。

15:00~16:00/高座や座席の配置をぬう生さんに教えていただきながら高座設営。

16:20/いよいよ落語会スタート、まずは主催者の宮司さんがご挨拶。

16:35/まずはぬう生さんが登場、まずは自己紹介を兼ねて落語界の基礎(真打制度や名前の付け方など)を話ながら客を徐々に暖めていく。演じたのは古典落語の「幇間腹」。主人公の幇間持ちの一八を歯切れ良く、ひょうきんに演じて場内を大いに沸かしていました。

抱腹絶倒・三遊亭白鳥

当代きっての天才・爆笑新作落語家、三遊亭白鳥の高座で場内は大爆笑
16:50/白鳥師匠が登場。会場の年齢層を確認しながら自分の母親ネタを披露しながら徐々に会場は笑いの渦に。

話のありとあらゆる箇所に笑いをちりばめていき、場内はひっきりなしに大爆笑! 咳き込みながら、腹を抱えながら、何度もひざを叩きながら、みんな様々な仕草で涙流しながら笑う。

マクラでたっぷりおばさんネタで場内を沸かしてから、中年のおばさんを主人公にした自身の新作落語「戦え!おばさん部隊」を演じたので、お客さんはすんなり白鳥ワールドに引き込まれてました(クスグリに地元の大手衣服店名を入れるニクイ演出も飛び出してました)。

17:30/終演、来場した人たちはみな、「面白かったよ」、「久々に涙を流して笑ったよ」とのお声掛けをいただき、落語会は大好評のうちに幕を閉じました。

17:45/出演料の支払いを主催者(宮司)から済ませる。

18:00/高崎駅までお二人を送迎。

18:15/会場の片付け。

ざっとですが、以上が落語会開催にあたっての準備や設営の仕方です。開催する場所さえ確保してしまえば、予算と来場者がある程度見込めればすぐに開催できます。観ているだけでなく、落語会を開催してみてはいかがでしょうか?


【関連記事】
・「落語会を開いちゃう」実践編:その1はこちら

【関連リンク】
・今回の出演者:三遊亭白鳥の公式ホームページ
・今回の出演者:三遊亭ぬう生が所属するせめ達磨の会のホームページ
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