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アメリカ人にバカウケ、面白映画が日本公開(2ページ目)

この冬はとっても面白いアメリカン・コメディが続々と公開されます。そこでおすすめの5本をご紹介しましょう。コメディだからといって、あなどってはいけません。

執筆者:南 樹里

『ブラザーサンタ』

『ブラザーサンタ』のここが気にいった!

『ブラザーサンタ』のここが気にいった!

『ブラザーサンタ』のここが気にいった!

©2007 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『ブラザーサンタ』ストーリー

フレッド(ビンス・ボーン)はデキのいい弟とは大違いのダメ人間。努力はしたものの、聖人のように完璧な弟ニコラス(ポール・ジアマッティ)の足元にも及ばない……。それもそのはず、弟のニコラスこそは“サンタクロース”なのだ。ニコラスが人に与えることを惜しまない模範的な人物である一方、フレッドは詐欺まがいの資金調達をし、その揚げ句、留置所入りする始末!

そんな中、ニコラスは妻の反対を押し切って「北極でクリスマス用のおもちゃを作る」という条件で兄の保釈に手を貸すことに。クリスマスまであと少し。とはいえ、フレッドはサンタの手伝いができるような男でもないうえ、彼のせいで、1年で最も楽しい祝日が台無しになる可能性も……。兄思いのニコラスがとんでもない条件を出したばかりに、トナカイさえも降参するような一大事が巻き起ころうとしていた!

原題:FRED CLAUS
監督:デイビッド・ドブキン『ウェディング・クラッシャーズ』
出演:ビンス・ボーン、ポール、ジアマッティ
2007年/アメリカ/116分
公式サイト http://www.brother-santa.jp/
配給:ワーナー

『ブラザーサンタ』のここが気にいった!

チャビーなポール・ジアマッティのサンタ姿を楽しみに、見に行きました!
ソックリさんが登場しているのかと目を疑ったのですが……共演は、アカデミー賞3大スター、ケビン・スペイシー(『アメリカン・ビューティー』)、キャシー・ベイツ(『ミザリー』)、レイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)。
まず、着想が面白い!! 聖人サンタクロ-スに選ばれし人間とその家族たちとは?から始まる。そんな秀でた弟をもった兄にはコンプレックスが芽生えるし、成長するにつれ心のバランスを崩すように。 サンタクロース業にも、合理化?!の波が訪れたり……と現実社会の問題を取り入れつつ、描いてゆくのです。ソリを駆るサンタの構図には、童心に返るほど心踊り、しあわせいっぱい、夢いっぱいな気分になります。

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