『男たちの大和/YAMATO』クランクアップ会見
[2005/8/17]
「『何を言うか。大和は沈まん』珍しくややつよい口調で言った」(抜粋) 「気がついたとき、体がコマのように回転しながら海中の深みに吸い込まれた」(抜粋)
プラスチックモデル1/350、1/700の戦艦大和(TAMIYA)発売中。 連斬模型シリーズ- 断面完全再現「戦艦大和」(TAKARA)12月発売予定 クラフトマガジン「週間 戦艦大和を作る」(デアゴスティーニ ジャパン)2005年9月6日創刊。 |
12月17日[土]~公開の映画『男たちの大和/YAMATO』(配給:東映)は、総製作費25億円を投じた邦画大作のおおとりであり、戦後60周年記念作品。<世界最大最強><不沈>謳われた戦艦大和の物語だ。広島県尾道市には全長190メートルの戦艦大和を再現。その費用は約6億円―再現大和は2006年3月31日まで一般公開されている。海上自衛隊の全面協力を経て、撮影に3ヶ月以上をかけ7月13日[水]にクランクアップ(撮影終了)。そこで会見が帝国ホテルで行われました。総勢12名の会見となるため、一部ではスタッフ(次頁に写真掲載)の方々がご挨拶、そして二部でキャストの方々がご登場。
出席されたキャストの方々は反町隆史氏、中村獅童氏。日本映画にかかせぬ『レディ・ジョーカー』の渡哲也氏。次世代を担う若手俳優で水平役の松山ケンイチ氏、渡辺大氏。また劇中の現代パートにご出演の名優、仲代達矢氏もご登壇。激動の時代を体現した存在の大和、その超大作に相応しい豪華キャストだ。 キャストの方々の言葉
この映画で伝われば…。「死を身近に感じている時代であったと思う。そういうのは想像できない。同胞の死―それは怖いとかいう問題でなく、平和な時代に生きているから、近くに感じられない。戦争についての知識はまったくないに等しくて、撮影前に本を読んだり、話を聞き学んでいきました。戦争は『悲惨で人が殺され悲しむ』としか思っていなくて、追体験で反省させられ、誰かを守るために戦地に行って、それは日本だけじゃなく皆がそう思っていた」それが戦争なんだ、と。(松山/神尾克己海軍特別年少兵) 「今は人間関係が少し薄くなり、個人主義というか、人との関わりを持つのが難しい時代。なぜ当時の人たちが国のために命をすてられたかと考えると、育ててくれた母、土地、山、川の自然、日本に感謝の気持ちを抱いていたのだと思うんです。だから惜しまずに命を。どのように戦争が始まり、終わったのか。忘れ去られようとされている中で、日本はなぜ戦ったのか。17,18歳で戦地に赴き、どういう思いで戦って死んでいったのか、国を護る思いを考え撮影していました」(渡辺/伊達海軍特別年少兵)
「家族を守るためなら、老体ですが自分も戦場に向うと思います。家族に残す言葉は『父の生き様をみて自分で考えろ』と。戦後60年の節目の年に出演させていただいた。家族を守るため、国を護るためどんな思いで戦ったのか?その方々の尊い犠牲の上に、今の日本の平和と繁栄があることを作品を通して一人でも多くの人に伝えたい」(渡/伊藤整一第2艦隊司令官) 「本当に守るということは戦争をしないこと。戦争をしないために何をするか?現代考えなければならないことの一つ。日本国と家族の二つの感覚―肉親・国への忠誠。自分がどのように社会にアプローチしているのか考えていかないと、過去の過ちを繰り返すかもしれない」(佐藤監督) ⇒『男たちの大和/YAMATO』 http://www.yamato-movie.jp 8月20日[土]~限定<動く大和>ストラップ付きの前売り鑑賞券発売 もう会えない君を、守る。1945年4月6日―3,333名の男たちは、最強最大の不沈戦艦「大和」とともに決戦の海へと向った。 |
[YAMATO] Tokyo Press Conference
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※(c)2005「男たちの大和/YAMATO」製作委員会
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