『サイドウェイ』(2004)[SIDEWAYS]
『サイドウェイ』について
『アバウト☆シュミット』のアレクサンダー・ペイン監督が『アメリカン・スプレンダー』『交渉人』のポール・ジアマッティを主演にトホホな中年男性の人生の寄り道を、ワインの熟成と絡めて描いた作品。「人生が熟成していく贅沢な寄り道」=大人のラブコメディ・ロードムービー。
【注目】+アレクサンダー・ペイン監督は、「ハリウッド映画の舞台がNYやLAばかりなのは不満」と、これまで自身の出身地ネブラスカ州オマハでの撮影にこだわってきた。今回は、カリフォルニア州サンタバーバラ郡のサンタイネスヴァレーを主な舞台とし実在のスポットも登場。+音楽は、「サイドウェイズ・ジャズ・オーケストラ」を結成。作風にあわせモノラル録音に近い音質を実現。+ワインの知識があれば、より楽しめる。20世紀最高と言われる61年のシュヴァル・ブラン。マヤの88年のサッシカイア。値段を調べて…驚き。⇒ワインの基礎知識 All About[ワイン]
第77回アカデミー賞では、作品、監督、助演男優、助演女優、脚色賞の5部門でノミネート。第62回ゴールデン・グローブ賞では[ミュージカル・コメディ部門]最優秀作品賞、脚本賞受賞。
⇒第77回アカデミー賞⇒第62回ゴールデン・グローブ賞『サイドウェイ』ストーリー
離婚のショックからまだ立ち直れないでいる、中年の小説家志望の国語教師マイルスが、結婚を1週間後に控えた大学時代からの親友ジャックと連れ立って、カリフォルニアのワイナリーへとワイン・ツアーの旅に出る。ワインやゴルフ三昧の気ままな男二人旅。マイルスは、オタクといえるほどのワイン通だが、人生の憂さをワインに夢中になることで粉らせようとしている。そんなマイルスが旅の途中で出会う、ワイン好きの魅力的な女性マヤ。さまざまな事件を通して、旅はいつしかマイルスが自分自身を見つめ直す旅へと変わっていく。そして、人生のピークを過ぎたダメ男にもマヤとの出会いを<きっかけ>にささやかな希望の光が訪れる…。
| ◆スタッフ◆ 監督:アレクサンダー・ペイン『アバウト・シュミット』脚本:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー『アバウト・シュミット』撮影:フェドン・パパマイケル『ムーンライト・マイル』編集:ケヴィン・テント『アバウト・シュミット』音楽:ロルフ・ケント『アバウト・シュミット』衣装デザイナー:ウェンディ・チャック『アバウト・シュミット』原作 :レックス・ピケット ◆キャスト◆ マイルス…ポール・ジアマッティ『アメリカン・スプレンダー』ジャック …トーマス・ヘイデン・チャーチ『ジャングル・ジョージ』マヤ…ヴァージニア・マドセン『恋のスクランブル』ステファニー…サンドラ・オー『トスカーナの休日』マイルスの母…メアリールイーズ・バークヴィクトリア…ジェシカ・ヘクト | 2005年3月5日(土)~ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー | 原題[SIDEWAYS] | 米国公開:2004年10月 | 2004年/アメリカ/2時間10分 | 字幕翻訳:古田由紀子 | 配給会社:20世紀フォックス |
原作「Sideways」Rex Pickett (著)
| 関連『サイドウェイ』サウンドトラック
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公式サイトhttp://www.foxjapan.com/movies/sideways/
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