『THE JUON/呪怨』作品紹介 | 『THE JUON/呪怨』プレゼント応募方法 | 『THE JUON/呪怨』来日会見
[2005/2/1] | 2月11日(祝)~公開の『THE JUON/呪怨』(配給:日本ヘラルド映画/クロックワークス)のPRでサラ・ミシェル・ゲラーさんが来日、清水崇監督、一瀬隆重プロデューサーと揃って記者会見を行いました。 フィクションと呼ぶにはあまりにリアルで恐ろしいシーンの連続に"本当に怖い"と口コミが広がり、2000年のリリース時からオリジナルビデオ版「呪怨」「呪怨2」は異例のヒット作として知られていた。その反響により2003年に公開された劇場版『呪怨』(2002)はミニシアター公開ながら興行収入5億円の大ヒット、さらに"映画史上最も怖い"と言われた『呪怨2』(2003)は興行収入11億円を記録。「呪怨」シリーズは確実にパワーアップを続けハリウッド版『THE JUON/呪怨』が製作され、全米でも2週連続のNo.1。清水監督はNo.1を獲得した初の日本人監督として鮮烈な海外デビューを飾った。その実力は、オスカー俳優、ニコラス・ケイジに「僕にスクリプトを送って!」と言わしめたほど。ちなみに、それは他作のPR来日の際のこと。 清水監督の才能を発掘しハリウッドでのビッグチャンスを与えたのは『死霊のはらわた』『スパイダーマン』『スパイダーマン2』の監督サム・ライミ。本作では製作担当。ハリウッドでスタジオと意見の相違があったとき等もサポートしてくれたという。清水監督の言葉で「サム・ライミ監督とは、日本のじめじめしたテイスト~として話が通じるんですが、編集中に他の方から『アメリカのパターンにはまったもの(ドライ、直接的、シンプル、ロジカル)を』と言われたこともありました。」。サラ・ミシェル・ゲラーさんが「私はハリウッドで長く仕事していますが、確かにプロデューサーが口をだしコントロールしたがる傾向にあります。今回はサム・ライミ氏の『一任した』という言葉を信じました。個人的に日本のホラー作品を見て怖いと思います。」。そのサム・ライミ氏は、この会見に合わせてビデオメッセージを送ってくれてたのです。(←写真) この手のホラー映画だと、撮影中に怪奇現象が?は、お決まりの質問。サラ・ミシェル・ゲラーさんは「気がつかなかったわ。」とカラカラと笑う。清水監督「日本版の時はあったんですが、今回はゼロです。」ちょっと残念なお応え!? といってもサラ・ミシェル・ゲラーさんにとっては、とーーっても怖いシーンがあったそうです。それは「シャワーのシーン。だって17人の男性の前でなんて…初めて。」とポッと頬を赤らめたり、違う意味のコワイでした。もちろん鑑賞していると怖いシーンなんですけどね。最も一瀬プロデューサーに言わせれば、「日本に行ったことがないアメリカ人が見て『日本は怖い!』と思うように。恐怖の伝道師としてアメリカ人に正しい恐怖を。」なんだとか。 日本ではロケ地巡りがブームなので『THE JUON/呪怨』も?なんて話も飛び出しましたが(この時には)予定なし。サラ・ミシェル・ゲラーさんが良いアイデアを、「このホテルが舞台になった『ロスト・イン・トランスレーション』と『THE JUON/呪怨』をセットで、俊雄くんに扮したガイドによるツアーにしたらアメリカ人に受けるわ!」おーー、なかなか良いと会場爆笑。 …とのことでしたが、公開初日から、東京・新宿に恐怖の館が7日間だけ登場するようです。新宿歌舞伎町のド真ん中に本作の舞台である「家」をモチーフにした建物を設置し、その屋内には本シリーズの最怖キャラクター枷揶子&俊雄が待ち構え、入場者はそこから<枷揶子厄除け札>を探し出し、脱出するものらしい。この7日間、ぎゃーという悲鳴が響きそうです。それにしても、この会見がきっかけで出来上がった企画なのか?それにしては早過ぎる気がします。南も是非、体感してこようと思っています。長蛇の列になってたりして…入れるかな?? ⇒『THE JUON/呪怨』作品紹介 |
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