
●サイモン・アサートン(武器監修)Q.仕事への責任についてサイモン・アサートン:剣や武器のすべてを担当している。石弓、斧、旗、それに護民官用のアイテムなどを扱っている。Q.武器の信憑性についてサイモン・アサートン:できる限り正確にしなくてはならないし、映画では美しく、また正しく見えるようにすることが必要なんだ。Q.刀剣についてサイモン・アサートン:剣はアルミニウムでできている。ほとんどの武器がアルミニウムで作られている。軽いからスタントマンのお気に入りだし、かなり安全だ。鋼鉄でできた剣よりはアルミニウムの方がひどい怪我になることは少ないからね。鞘はレザーで覆った木材を使用している。ベルトは二股に分かれたレザーベルトで、自慢の一品だよ。見た目もユニークで単に巻いただけのベルトとは違うし、当時のものに非常によく似ている。Q.盾についてサイモン・アサートン:盾は全て軽く作られている。馬に乗った人間が抱えることができるようにね。重たい盾だと馬に乗るのも難しいから、まず軽くすることを考えた。だから全ての盾は軽くできている。Q.クロスボウ(引き金式の弓)についてサイモン・アサートン:この弓は当時の典型的な形をしている。弓を当てるリムはアルミニウムでできている。弓を射るメカニズムは当時のままだ。我々は個々のクロスボウに安全スイッチをつけた。余分に射ることを防ぐためだ。いったん曲がると弦が摩擦で焦げる恐れがあるからね。でもこれは非常によくできているよ。木材はイギリスのオークを使っている。Q.弓の数についてサイモン・アサートン:およそ6000本の弓を映画のために作ったよ。