『キル・ビル』におけるアニメパートとは、主人公ブライド(ユマ・サーマン)の敵役の1人オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)の幼少時代から殺し屋になるまでの経緯を説明するシークエンスにあたり、クエンティン・タランティーノからは「『ブラッド・ザ・ラスト・バンパイア』のイメージで」との要請があったそうです。 |
同パートは中沢監督のもと、映画監督・漫画家の石井克人)氏や、漫画家・田島昭宇氏などの手によりキャラクターデザインされ、『攻殻機動隊』や『劇場版エヴァンゲリオン』で知られるプロダクションIGにより製作されました。 |
中沢一登監督の記者会見が、2003年9月12日夕、配給会社GAGAにて行われました。会見当日の深夜にメルマガ読者の方には、いち早くご報告致しました、その記事版です。会見前に4パートに分かれた約10分のアニメシーンを鑑賞、ただし音なし。配給会社の宣伝担当者も本編は未見。まだフィルムが日本には到着していないそうな。中沢一登監督の第1声、ズラーッと並んだ10媒体の記者たちを見て「うぉえーーアソコに座るんですか?これは…ダメですわ。」とかなり緊張のご様子。 |
Q:脚本を読んだ感想?おせいじ抜きに楽しい脚本だった。映画全体の説明も、かなりガっーと言われたけど覚えてないんで・・・。指示は明確、シンプル、カメラワークも指定(俯瞰、煽り)Q:どれぐらい制作されましたか?描いた総枚数は、笑い事ではすまされない程で・・明確な枚数はちょっと・・・。アニメで不可能なカメラワークがたくさんあって、3Gを使わずに?となると手書きで仕上げるより方法が浮かばなかったんです。期間は1年ぐらいかかったと思います。 |
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