映画/映画関連情報

ツッコミ所満載『キル・ビル』来日会見(5ページ目)

10月25日(土)~公開。奇才、クエンティン・タランティーノ監督が放つ新作は、花嫁の復讐劇。主演のユマ・サーマンと共に6年の歳月をかけストーリーを練ったそうだ。Vol.2は2004年春に公開!

執筆者:南 樹里

ジュリー・ドレフュスさんインタビュー!
来日記者会見の前に帝国ホテル内の一室で30分間、お話を伺うことができました。*仏語・英語・日本語が堪能なので通訳は同席していません。
キル・ビル Q:監督との出会いから出演までの経緯は?夕張ファンタスティック映画祭で会ったのが最初。それからLAに行くときに連絡をとったりして、たまにお会いしたり友人関係が続きました。2年前のある日、電話が掛かってきて「ジュリーの役がありますよ」と言われて今日という日を迎えました。よくある話ですね。タランティーノ監督は、知り合いに合わせた役柄を作りますから。
キル・ビル Q:事前の課題は?宿題はゼロだったんです。わたしの演じたソフィーという役は100%、オリジナルなんです。他の出演者の方々は、事前に参考となるビデオ等をご覧になっていますが、そういう意味で、事前の宿題はなかったです。Q:脚本の感想など?ソフィーという役の過去、どうして今そうなったのかを事前に教えてもらっていました。一緒に仕事ができるんだ!と思うと嬉しかったです。演技については、監督がすべて教えてくれるので、やりやすかったです。Q:ソフィーは、どんな過去を?殺し屋ではないけど暗殺団のボスの弁護士で、実は子供の頃からビルに育ててもらい学費等も出してもらって弁護士になったということらしいです。
キル・ビル  Q:衣装に関してジュリーさんのアイデアが?監督のなかでしっかりとしたイメージが出来上がっていたんです、ヘアスタイルまで。ただそれが、どこからかというと夕張で初めて会ったときに、私がしていた格好なんです。あの時、お団子ヘアにチャイナ・ドレスを着ていました。その第一印象がそのまま。ただ、劇中に語られているように、監督にはチャイナ・ドレスというよりは『スタートレック』のスポックのように見えていたようですね。Q:すべて監督のイメージ通りに?100%、そうですね。中国で事前に衣装合わせがあって、ヘアメイクさんが、ソフィーには、こういうのはどうでしょう?と色々なアイデアを出したんですけど、すべて「いいです!」と断られていました。
Q:撮影中のご苦労は?殺陣とかなかったので、楽チンでした。シーンごとにチャレンジは、ありましたけど。2ヶ月間、血みどろで横たわっていなくてはならなかったので、そこはつまらなかったですけど、事前に監督から「明日から、つまらない2ヶ月間が続くけど、ソフィーはずっと出演してもらうつもりだから、ジュリーじゃないとダメなんだ。だから頑張って欲しい」って。 キル・ビル
キル・ビル Q:共演者の日本語指導を?ルーシーからここはこう?とか聞かれましたけど、基本的にコーチがついていましたから、していません。発音に関しては、私がどうこう言う立場では、ないので…。(日本では、ユマとルーシーの会話で大笑いしてるんです、と言われると)そうなんですか?もし日本人が発音で笑うならそれでいいと思います。監督がその辺まで、計算にいれていたかは、分かりませんけど。私も試写で7回見ていますが、今晩のプレミアで8回目になります。その内、1回は日本のプレスの方と一緒でしたが、その時に起きた笑いと違って、アメリカでは、おすし屋さんの部分が一番、笑いが起きていました。
Q:携帯の会話も印象的ですね?あそこはアドリブです。監督からこういった意味のことを日本語で話してといわれて…。残念なことに面白いセリフをいってるんですが、他の音に消されてしまっていてよく聞こえなくなってるんです。教会の中でブライドを殺そうとしているシーンなのに「会議中です」と言うんです。(笑)Q:監督について?誰に聞いても「仕事がしやすい雰囲気づくりをしてくれる」というと思います。エネルギッシュで、一日中あんな感じなんです。撮影しているのが楽しくて楽しくて仕方がないって感じです。指示が明確で、役者との話し合いの時間もしっかりとってくれるし、あとモニターを使わないで演出するから、カメラレンズの横にずっと居てくれる。役者としてこれは、とても嬉しいことです。困ったら、すぐ監督のサポートが受けられました。また一緒に仕事をしたいです。 キル・ビル
キル・ビル Q:今後の活動?『キル・ビル』の後だけに慎重に選んでいます。ヨーロッパの2作品からオファーはきていますが、まだ正式には決めていません。Q:こちらの皮ジャンは?実は、オリジナルの物が配られたんですが、そのワッペン(首の部分にあるKillBillのロゴ)を取って私が新たにデザインしたものです。同じものを監督にも贈りました。うしろの刺繍は、闘うユマの姿と赤い部分は血で、青葉家のシーンのイメージです。(ぜひ!というこちらのリクエストに応えて羽織って写真を撮らせて下さいました。実は同様のデザインの赤いハイヒールでコーディネート。)
  • 前のページへ
  • 1
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます