解体されたロボット
ガイド:新作『REQUIEM FOR DERANGED ROBOT(壊れかけのロボットへ捧げる鎮魂歌)』が、NIKAKOI名義としては4枚目のアルバムとなりますが、この意味あり気なタイトルは何かとっかかりのようなものがあったのでしょうか?
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REQUIEM FOR DERANGED ROBOT |
01. System Switch Off
02. Derrange
CD2:
01. Ghostfile#01
02. Ghostfile#02
03. Ghostfile#03
04. Ghostfile#04
05. Ghostfile#05
06. Ghostfile#06
07. Ghostfile#07
08. Ghostfile#08
09. Ghostfile#09
10. Ghostfile#10
11. Ghostfile#11
12. Ghostfile#12
今までの作品と比べて、形式が大きく違いますね。1枚目のCDは長編となる2曲入り、そして2枚目には「Ghostfile」としてナンバリングした12曲入り。この辺りの意図も教えて下さい。
NIKAKOI:
そうだね。今回はストーリーがあってね。タイトルはあるドキュメンタリーから引用して、それがきっかけでアルバムを作り始めたんだ。
内容は昨今のバカげた戦争に関連してアメリカ海軍のジェット機の解体についてなんだけど、コンピューターやレーダーなんかの電子機器のパーツが解体という事で日常生活で使われている携帯、CDプレイヤー、電子レンジ、コンピューターなんかの家電に利用されていて、結局はそういった軍事産業の中に自分達も関係しているという事なんだ。
それを元に、ありえないと思うけど、携帯の電源がオフなのに電話をするとか、携帯自身の存在意義を解読不明の文字でメールをするとか、プログラムされていない動作を突然起こす絵が浮かんできたんだ。あとは電子レンジがピザをチキンに変えるように物を変換するとか、iPodやCDプレイヤーが全く知られていない曲をかけるとか・・・そういった発想から"Deranged Robot'' (解体されたロボット)のパーツに組み込まれた記憶が"Ghost Files''になるというストーリーに繋がったんだ。