J-エレクトロ着火点
先生:amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
FRUITS CLiPPER |
研究生:
そのちょっと前の『L.D.K. Lounge Designers Killer』(2005年9月)から、ニューエレクトロの傾向が見え始めていますね。
先生:
Justiceやdigitalismのデビューが2004年。ダフト・パンクの『Human After All』が2005年。完全に先取りとまでは言いませんが、フィードバックは早いですね。
VENDOME,LA SICK KAISEKI |
研究生:
school of electro |
先生:
あれは、象徴的でしたね。中田ヤスタカのエレクトロ宣言。でも、ほとんど、けろっぐ博士がやりそうな世界です。
研究生:
僕がこの曲に注目したのは、この曲って当時の中田ヤスタカの意識が滲みでているのかなと思ったからです。黎明期である日本のニューエレクトロ、その先駆者は自分・・・そんな自負から生まれたパロディなのかなと。本音はシュールな(ベタでもある)ユーモアに分厚く覆い隠されてしまっていますけれど。
先生:
タイトルは、『電気グルーヴのテクノ専門学校』のパロディーですね(笑)。そうとしか思えない。