テクノポップ/近未来型アイドル

近未来対談~Aira Mitsukiの月面問題

「GALAXY BOY」で地球に帰ってきたはずのAiraちゃん、「サヨナラTECHNOPOLiS」では地球に別れを告げ、月面着陸。しかも、何故かED BANGER化(Justiceか?)を果たす・・・このまま突っ走って欲しい!

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

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Airaコス

先生:
Airaちゃんの前のシングル『ロボットハニー』は快作でした。特に「ロボットハニーSound Around Remix」。あの路線はベタだけど、本質的に好き。 なので、僕はこの乙女テクノ路線で行くのかなぁ~とばかり思っていたんですよ。

研究生:
僕はオリジナルバージョンの「ロボットハニー」も好きでしたね~。コード使いで、ところどころにサッドなフィーリングを忍び込ませたメロディもすばらしかった。まさに胸キュンサウンドです。

そして決め手は、あのタータンチェックのジャケットです。ファッション誌に“ちょっぴりブリティッシュな気分♪”とでも紹介されそうなキュートさ。男子目線からでも最高にイカすそのヴィジュアルは、僕の脳内にゴキゲンなUK 70'sパンクロックを鳴り響かせてくれました。さらに今後は彼女の趣味嗜好がアートワーク面でも色濃く反映されていく兆しも見え、ええコっぽいしホントよかったね~♪と、胸を撫で下ろしたものでした。

先生:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
サヨナラTECHNOPOLiS
それまでのAiraコスは、なかなか普段着感覚で着るには勇気がいりましたね。しかし、今回のシングル『サヨナラTECHNOPOLiS』は、サプライズでしたね。特に、ジャケには(笑)。

研究生:
衝撃ジャケ! 宇宙服を“着ている”! 月に“行っている”! しかも、地球に来たのはついこの前(「GALAXY BOY」のPV)なのに・・・。さすがはエレクトロ・ファンタジスタですね。早い展開から誰にも予想できないキラーパスを繰り出す姿は、絶頂時の小野伸二を髣髴させます。
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