今回、レコ屋店長インタヴューとして登場して頂くのは、「たゆねの音盤堂」。中古レコード専門の通販レコ屋なんですが、なんと凄い数のジャケ写のアーカイヴ・サイトになっているんです。しかも、現在も増殖中! このレコ屋の店長の細川さんにインタヴューをさせていただきました。

たゆねの音盤堂
たゆねの音盤堂


増殖するアーカイヴ

ガイド:
はじめまして。先日、80年代アイドル歌謡のシングルの情報を探していて、偶然見つけたんですたゆねの音盤堂。すると、なかなか見ることのできなかったジャケがいっぱいあって驚きました。AmazonやHMVで、現在発売中のジャケは結構みつかりますが、中古、しかもシングル(EP)となるとなかなか見つからないですからね。現時点では、何枚のジャケ写が掲載されているのでしょうか?

店長:
サイトでの公表数値としては1万3千枚以上、と言っていますが、実際には1万4千枚以上あって、更に増殖中です。

ガイド:
資料としても大変貴重な中古レコード・ジャケのアーカイヴが出来上がっていますが、もともとアーカイヴを備えたネットレコード店を作ろうという構想の元、始めたのですか? それとも、自然に出来上がっていったのでしょうか?

店長:
最初から、というより、それ以前から、と言った方が正確でしょうか。かなり以前の話ですが、ネット通販を始める以前に、会員制の通販情報紙のようなものを発行している時期があって、予算的にもフルカラーのジャケ写をたくさん載せるなんていう事はとても出来ずに悩んでいました。そこにインターネットが普及して来て、ひと目見て、「これだぁっー!!」っていう感じでした(爆)。

血と汗の結晶

ガイド:
現在の枚数に至るのにはどのくらいの期間と労力を要したのでしょうか?

店長:
現在の販売サイトは一昨年9月開設で、その為の画像のスキャンとアップロードはそれから始めたので、約1年半です。まだ、在庫の半分も掲載していません。それ以前に、“現物”のレコードやCDを集めるのに10年以上かかっています。自宅は東京ですが、関東近郊のレコード店・リサイクルショップを中心に車で走り廻って集めました。そのために数万キロは走っています。数万枚集めるのに、その100倍以上(数百万枚)はこの手で掻き分けて選別しています。

だから、効率なんか滅茶苦茶悪いです。時給換算したら、香港の皿洗い(100円/時)未満かもしれない(笑)。非常に手間はかかってますが、良品を1点1点現物チェックして集めるにはそれが最良の方法だと思っています。