テクノポップ/テクノポップ関連情報

セクシー☆ジャケ展#12:ポルノとエロチカ(4ページ目)

ポルノとエロチカ・・・その言葉は似ているようで、実は違う。その深い意味を探求すると新たなるセクシー☆ジャケの世界が見えてくる、なんちゃって。お子様はご遠慮ください。

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

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エロチカとポルノは違う

さて、本格的に「エロチカ」を始めましょう。「ポルノ」や「エロチカ」という言葉、普段何気なく使っています(使うなよ)が、実はそのニュアンスは違いがあります。「ポルノ」という言葉はギリシャ語での「売春婦」が語源となっており、支配的かつ商業的なイメージが強くあります。また、「ポルノグラフィー」は「グラフィー」からも視覚的要素が中心となる。対して「エロチカ」とは「官能小説」という意味であり、文芸的である。

6枚入りでこんな値段でいいのと仰天するボックス・セット『Gothic Erotica』(1999年)には、Bauhas、Sex Gang Children、The Missionなどのゴシック系を収録。

CM曲や花代なども手がけたトランペッター、三宅純の『Mondo Erotica』(2000年)

やはりあった! ここ2~3年のトランス・ブームを象徴するオムニバス・アルバム『Trance Erotica』(2000年)。

極太ベース重低音で喘ぎ声交じりで独自の様式を構築した、エレクトロのあだ花、マイアミ・ベース。Bass Erotica(アーティスト名というよりシリーズのタイトルだと思います)の『Erotic Bass Delight』(1996年)。
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