沖山メガネ
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日本でトレヴァー・ホーンに対抗するメガネのアイコン的存在と言えば、沖山優司です。ジューシィ・フルーツのボストン型メガネのベーシストです。また、典型的テクノカットの人もあります。ジューシィと言えば、「ジェニーはご機嫌ななめ」でテクノ歌謡のイメージが強いですが、同時にネオGS歌謡でもあるわけです。ある意味ではソフトロック歌謡でもある。サザンも割りとネオGSな曲が80年代多かったですが、高田みづえも同じ年に歌った『そんなヒロシに騙されて』(1983年)。
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小林旭のオマージュとも言える、沖山優司の金字塔的エレキ歌謡『東京キケン野郎』(1981年)。ザ・ぼんちのアルバムに提供した曲のセルフカヴァーで、元ロッカー今メガネ俳優である陣内孝則も小西康陽のプロデュースのシングル『ワイルド・ジャンボ・ロック』(2002年)のB面としてカヴァーしていました。
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ジューシィ・フルーツ復活!?◆
『おさかな天国』ヒットの法則![]()
80年代ニューウェイヴの時代、沖山優司以外にもボストン型メガネロッカーが多くいました。ソロでデビューした佐藤奈々子が一転イメチェンしたニューウェイヴ・バンド、SPYもその一つ。デビューにしてラストアルバム『SPY』(1980年)。左端にいるメガネの地球儀きぐるみの人に注目。
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SPYと同じく加藤和彦がプロデュースしたマージービートなニューウェイヴ・バンドが、EX。松田優作が後にカヴァーした彼らのシングル『白夜に踊る(Platinum Night)』(1980年)。左は、後ソロやサントラでも活躍する梅林茂。
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東京ブラボーは、左から高木完(後に『星くず兄弟の伝説』で主演、タイニー・パンクスなど)、坂本みつわ(ミュート・ビート)、ボストン型メガネ着用のブラボー小松(元フィルムス、後にSEXなど)に岡野ハジメと泉水敏郎が加わった強力なメンバーによるネオGS meets ニューウェイヴなユニット。彼らの唯一のアルバム『東京ブラボー』(1983年)・・・もっと売れてもよかったバンドだと思います。
ボストン型メガネと言えば忘れてはいけないのが、元シネマの松尾清憲。ビートルズ直系のジャパニーズ・モダンポップ・マエストロ。ムーンライダーズの白井良明がプロデュースした彼のファースト・アルバム『Side Effects~恋の副作用』(1985年)。