KOJI-1200
アルバム『アメリカ大好き!』(1996年)では、GEISHA GIRLS延長上のテイ・トウワのお遊びプロデュースによって意外と冴えているKOJI-1200(後にKOJI-12000)こと、今田耕治。80年代リヴァイヴァル的ニューロマ歌謡『ナウ・ロマンティック』はヒットして欲しかった。
せっかく、お化粧とフリル付き衣装でテレビに登場していたのに。それほどギャグはありませんが、東野幸治とデュエットした4曲目の『やすだのねえちゃん』は、“保田のねえちゃん”を予言している凄い歌。
爆笑問題+長井秀和
桑原茂一プロデュースによる『増殖』をパロった『増長』(2000年)。長井秀和はパントマイムが得意なコメディアンらしいですね。爆笑問題自体は『ヤマアラシとその変種』にも参加しており、現役コメディアンからの選択肢としては納得できるのですが、正直なところ、切れがありません。
う~ん、スネークマン・ショーは“声の技”がズバ抜けていたのですが、それが欠けているのでしょう(スクリプトも桑原茂一ではありません)。
ロケットマン
ファースト・アルバム『フライング・ロケットマン』(1998年)では小西康陽&ふかわりょうのユニットと明記されていたのですが、セカンド・アルバム『ロケットマンデラックス』(2000年:写真左)ではいつのまにかDJふかわりょうのソロ・プロジェクトとなっています。
ピチカート・ファイヴ亡き今(解散はセカンド以後ですが……)、「ロケットマンの小西康陽」と呼ばれる事をさけたのか? ふかわりょうのギャグは、それはもう凍りつきます。ある意味でキレている。