テクノポップ/テクノポップ関連情報

アーティスト・インタヴュー~Part 6 何故に16連射の高橋名人?(2ページ目)

ファミコン・ファン集まれ! どうして高橋名人が? どうして高橋名人がテクノポップの記事として登場するのか不信に思っている方も多いのでは? 「Bugってナイトvol.2」情報追加!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

――その後、『スターソルジャーのテーマ』(写真右)というかなりゲーム歌謡と呼べる曲調に変貌しましたが、名人として戸惑いはなかったのでしょうか?

戸惑いと言われるようなものは一切ありませんでした。ゲーム音楽は音程が普通の歌より幅広いので、歌うのが大変だろうなと思っていたのですが、ちょうどいいところで歌にしてくれたので、とても歌いやすかったです。

――シングル『高橋名人の冒険島』(写真右)以降はフォーライフからファンハウスにレコード会社を移籍されていますが、何か理由があったのでしょうか?

私自身が決めたことではないので(ちなみに会社員ですから……(笑))確実な事はわかりませんが、当社の社長(現会長)とファンハウスの新田社長が昔からの知り合いでした。その関係から移籍することになった、と聞いてます。

――ファミコンソフト『高橋名人の冒険島』以降“高橋原人”というキャラクターでゲームに登場されていますね。TVアニメ『Bugってハニー』(写真右)では、アニメキャラにもなりましたが、このような“高橋名人”のキャラクター的展開について名人自身は当時どのようにお感じでしたか? もっと、カッコよく描いて欲しかったとか?

ゲームキャラっていうのは、実物と違った(というかオーバーな)事をしても問題ありませんよね。特にコロコロコミックで『高橋名人物語』で河合一慶先生が書いていたので、特に気にはしてませんでした。まぁ、カッコよく描いてもらえれば最高ですけど、あの当時は毛利君がカッコイイキャラだったので、私は原始的でもしょうがないと思ってました(笑)。

――毛利名人と対決をした『GAME KING』のビデオを笹公人さんから見せてもらいました。当時“少年少女のヒーロー”として一世を風靡した様子がひしひしと実感できます。映画のままでないかもしれませんが、名人としての技を磨くために特別な修行はされていたのですか?

修行というものはやってません。あの映画の時は練習する時間が無くて困りましたが。ただ、宣伝マンとして、どのようにプレイしたら面白いゲームだなと思われるか……ってのは考えていました。

――当時、人気絶頂時に“ヒーロー”としていろいろ日常活動に制約があったみたいですね。キャバクラ以外にしたくてもできなかった事などがあれば、教えてください「コズミック対談」参照)。

キャバクラ以外……って事ですが、俗にいうピンク系は駄目です。それと、後になってバイクも禁止になりました。私としては、こちらの方が悲しかったです。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます