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北海道で一番標高の高い温泉宿 6月まで雪見風呂!

季節の変わり目の北海道、春と冬2つの季節を欲張れる場所へご案内しましょう。北海道で一番高所にある「凌雲閣」は、春色の町並みと雪山を眺められる絶景の湯宿ですよ。

執筆者:小西 由稀

天空の湯宿・凌雲閣

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平地は春、山はまだまだ冬の北海道
季節の変わり目の北海道、春と冬2つの季節を欲張れる場所へご案内しましょう。

上富良野町にある十勝岳温泉・湯元「凌雲閣」は、北海道で一番高所にある温泉宿です。その標高1280m! 若干空気が薄く感じるものの、すぐに慣れます(笑)。

北海道では1つの街でも、山間部と平野部の季節が1ヶ月以上も違います。平地から山へ、縦に移動するドライブを組み合わせることで、2つの季節の風景に出合えるんですよ。4月になると平地と山との季節差がよりクリアになります。


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凌雲閣の食堂からの眺望
さて本題。
凌雲閣からは、北側に春色の上富良野・美瑛・旭川の街並みが、南側には中富良野・富良野が見渡せます。また、夜は旭川空港に着陸する飛行機の光がきれいに見えるそうです。

山側に目を向けると、客室からもこんなに間近に雪山が迫ります。ちなみに、この山では山スキーをしている人の姿も見えました!? 標高1800m級のところなのに…。


お待たせしました、露天風呂です

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朝の女性露天風呂よりの絶景!
凌雲閣での楽しみは、絶景の露天風呂。山の頂と同じ目線で露天風呂に入るなんて経験、なかなかできるものじゃありません。しかも、女性の露天はご覧のように雪が迫り出してきて、野趣あふれるお風呂。男湯のほうが広いのですが、雪壁はなく広い視野で上カメホロカミトック山(標高1920m)を眺められるようです。

お湯は露天、内湯ともに2種類。茶色っぽいお湯が、カルシウム・ナトリウム?硫酸塩泉。高温で鉄分の多いのが特徴。透明なお湯はぬるめの、酸性?鉄?硫酸塩泉。かなりphが高く、ステンレスが溶けるほどの酸度。口に含むとガシガシした感じ。殺菌力も強いようです。

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お湯はこんな茶色です
雪の時期はややお湯がぬるめですが、お天気が良い日は春の陽射しがポカポカでいい気持ち。2種類のお湯に交互に浸かりながら、長湯を楽しめます。

夕暮れには、雪山に夕日が映えてピンクに染まるのだとか。例年6月まで雪見風呂を楽しめるとのこと。この春おすすめの場所ですよ。

【DATA】
凌雲閣[上富良野町観光協会より]
※GWまで、日帰り入浴料金は中学生以上600円(通常800円)と冬季割引料金に。お得ですよ♪
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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