●3つ以上の場合・・<狙い目>馬連10倍未満
●2つの場合・・・・<狙い目>馬連10~25倍
●1つの場合・・・・<狙い目>馬連25~50倍
●ない場合・・・・・<狙い目>馬連30~100倍以上
~秋山忠夫著「奇跡のオッズ理論」(重賞限定)
と単純なとこから始まる。要するに「そのレースが荒れるか順当か」を馬連の10倍以下のオッズ数で判断するわけだ。
実際には、単勝オッズ人気状況なども含めて解明するのだが、そこまで紹介しだすとキリがないので省略させてもらう。この基本だけでも知っているのと知らないのでは大きな差が出てくるだろう。今までナニゲにしかオッズを見ていなかった方は検証してみてほしい。かなりの高確率でこのような決着になっているはずである。(重賞に限定しているのは、比較的実力の把握がしやすく妥当なオッズとなる場合が多いため)
また、別の本からデータを拾ってみると
※馬連オッズ1桁未満が
<払戻し> 100円台 1千~2千円台 3千円~
●3つ以上の場合・・ 52% 29% 19%
●2つの場合・・・・ 25% 38% 27%
●1つの場合・・・・ 14% 42% 44%
●ない場合・・・・・ 0% 37% 63%
というのもあった。これはある年のレース全てを統計したものを、上と比較しやすいように加工したものである。なんにおいても例外はあるが、かなり近い線で数字が出ているのがわかるだろう。
これをキチンと把握しておけば、かなりの確率でムダな馬券を買い目から排除できる。例えば<馬連オッズ1桁未満が3つ以上の場合>で、30倍以上の馬券を買うと、すでに8割ほどハズれているわけだ。もちろん数字だけで全てが解決するわけではない。ホントに馬券が上手な人は残りの2割を的中させたりするんだろうが、私たちのような一般的馬券購入者にとっては有り難いデータと言えるかもしれない。
単勝人気でも・・●1番人気・2番人気のオッズが拮抗している場合、どちらかは連対するが、その2頭では決着しない●複勝・馬連よりも単勝の人気がない場合は、その馬は連対しない・・なんていうのもある。
そういう目でオッズを眺めてると、けっこー楽しかったりする。バシバシと的中したら、もっと楽しいけど・・。