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海外観劇指南~その1「チケット獲得法」

冬休みに、海外での観劇を考えている方も多いのではないでしょうか。オペラシーズンも、コンサートも充実の冬、海の外に飛び出してみませんか。数回にわけて、海外観劇案内をお送りします。

執筆者:長谷川 あや

メリットもあれば、デメリットも
海外公演チケット獲得術

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ロンドンの街角のチケットボックス
舞台に興味がない人でも、ニューヨークやロンドンに行く機会があれば、「一度くらいは本場の舞台を見てみたい!」と思うのではないでしょうか。でも、なんだかチケットを取るのって難しそう~と、腰がひけてしまい、結局、観劇せずに日本に戻ってきてしまう人も多いと聞きます。
それはもったいない!

チケットを取るのは、別に難しいことではありません。まあ、いくつか方法があるので、「どの取り方がいちばんお得なのよっ?」と、ちょっと迷ってしまうかもしれませんね。というわけで、今回はそんなあなたのために、主なチケット獲得法と、それぞれのメリット、デメリットをご紹介しましょう。

獲得法その1
日本で、日本語で予約
日本で、日本語で、購入したいなら、日本のチケット手配会社、旅行代理店にチケットを依頼することになります。インターネットで、「海外 公演 チケット」のキーワードで検索をかけてみれば、何件かの代理店がヒットするはず。英語を使う必要もなく、これがいちばん安心! ですが、その分、手数料も高い! 1枚について、4000円~の手数料がかかるのが一般的です。

獲得法その2
現地の劇場窓口で購入
最もシンプルな方法。手数料なしで、座席を確認しながら購入できるので、言葉に自信がなくても、面と向かってだったら、ジェスチャーや筆談もできるし、心強い(?)。ただし、人気公演の場合、現地に行ってからではすでに売り切れてしまっているというケースも。人気公演の場合は、事前に日本で手配しておいたほうが安心です。

獲得法その3
出発前にオンラインで購入
「絶対、あの人気作品が観たい!」という場合は、日本からのオンライン購入がおすすめ。海外にも日本の「チケットぴあ」的な、チケット代理店があります(当然のことながら)。たとえば、ブロードウェイの場合は、チケットマスターテレチャージがそれに当たります。ただし、日本のチケット代理店と異なり、チケット代理店ごとに取り扱っている公演が違います。一方でお目当ての演目が見つからなければ、もう一方のチケット代理店を探してみてください。1枚につき、US$8~の手数料はかかりますが、チケットは観劇当日、窓口でピックアップすればいいので、現地で劇場のボックスに足を運ぶ必要はありません。

獲得法その4
当日半額券を狙う
ショービジネスの聖地である、ニューヨークやロンドンでは、公演前日までに売れ残ったチケットを25~50%引き(+US$3 程度の手数料)で販売するシステムがあります。ニューヨーク、ロンドンともに、「TKTS」というチケットボックスで、当日、または前日(水曜や土曜のマチネ公演など)に購入できます。ただし、現金、もしくはチェックのみの扱いで、クレジットカードは使用不可。当日までにチケットが売り切れていたり、空席があっても少ない公演は、「TKTS」にはでてきません。また、お得なチケットだけに、たくさんの人が狙っているのも事実。週末などは、1時間以上並ぶのは当たり前。時間を取るか、お金を取るかはあなた次第です!


旅先でのスケジュールやお目当ての演目に合わせて、
チケット獲得法を買えるのが得策。

ガイドも、人気演目は事前に日本からオンライン予約。
現地でも手に入りそうな公演は、当日、「TKTS」に並びます。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で演劇関連の商品を見る演劇
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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