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【夏休み特集】『となりのサインフェルド』(2ページ目)

もうすぐ8月!夏休みにぜひ見てもらいたいお勧めDVD、第4回目は『となりのサインフェルド』です!

執筆者:堀川 樹里

seinfeld

『となりのサインフェルド』あらすじ

『となりのサインフェルド』は、米3大ネットワーク局の1つで数多くの名ドラマを生み出したNBCネットワークで、1989年から1998年まで放送された大ヒット・シットコムです。シットコムといえば『サインフェルド』と答えるアメリカ人は多いと思います。

シットコムとはシチュエーション・コメディの略語で、毎回数名のレギュラーが、自宅や職場など同じような場所で、様々なシチュエーション=状況に陥る様子を面白おかしく描いた1話完結(例外あり)が特徴のシリーズ・コメディドラマのこと。『奥様は魔女』などもそうです。

『となりのサインフェルド』は、このシットコムの特徴をよくとらえ、皮肉った感じで作られています。番組のコンセプトは「show about nothing」、内容のない番組、特別でも何でもない主人公たちの平凡な日常を描いた作品なのです。

主人公は日本でいうピン芸人に近いスタンドアップ・コメディアンとして、そこそこ人気のあるジェリー。コメディクラブなどで営業をしているので全国的に名前は知られておらず、見かけも特別ハンサムでもなく独身生活をエンジョイする男性です。

彼の親友はチビ・デブ・ハゲの三重苦男のジョージ。彼は結婚願望よりも女性と付き合いたいという願望の強い独身男性で、精神的に不安定なことも多いけれどジェリーにとって何でも話せる最高の友人です。

ジェリーは、元彼女でチャーミングな独身女性のエレインともよくつるんでおり、よい友人関係を築き上げています。恋人としてより友人としての相性の方が良いことをお互い痛感しています。

そして、ジェリーの隣人で謎多き挙動不審なクレイマーは余計なトラブルを巻き起こし続け、ジェリーを悩ませるのですが、憎めない人物でジェリーとは良き腐れ縁で結ばれています。

このドラマは、この4人が繰り広げる「あーでもない」「こーでもない」ドタバタを描いたもので、毎回のネタは平凡な日常からピックアップいるため視聴者は「あるある!」と共感したり、「普通そこまでしないよ!」と笑ったりできるのです。

『となりのサインフェルド』は、笑いネタは日常のいたるところに潜んでいるのを教えてくれ、私達の日常にも笑いを与えてくれるドラマなのです!


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日本でもWOWOWで放送されていたことがありました
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