スターの手形・足形・サインがあるハリウッド通り。TVドラマ・スターたちの手形もあります。写真提供:esupply |
セレブの御用達ショップとは
アメリカのセレブともなれば、ショッピングをするお店も一般人のものとは大きく異なってきます。ルイヴィトンやハリー・ウィンストンなどの高級ブランドはもちろんですが、その他にもセレブ御用達のお店があります。
世界の高級ブランドのヴィンテージ物を扱っているハリウッドの「THE PAPER BAG PRINCESS」は『フルハウス』のオルセン姉妹や『フレンズ』のジェニファー・アニストンなどTVドラマスターや映画界音楽界で成功しているセレブが、ステイタスのある賞の授賞式に着るドレスを購入することで有名です。セレブが着用したドレスや毛皮を預けることも多いこのお店に行けば、憧れのスター達が袖を通した高級服が手に入りますよ!ただし・・・お値段は非常にお高いのでご注意を。
また、セレブ御用達のジュエリー・デザイナー、ジェイコブ・ザ・ジュエラーで千万円単位の買い物をしたりするのも日常的なこと。
NYのエステサロン「MARIO BADESCU」もセレブお気に入りのサロン。お肌のエキスパートとして多くのセレブに愛されているこのサロンは、ボディマッサージの料金は1時間でUS70ドル(7100円・税チップ含まず)と、さほど高くなく一般人でも気軽に入店できます。私もセレブと同じ!?と思いきや、支払う額はやはり違うのです。アメリカではチップ制度があり、サービスを受けると心づけを払うようになっています。セレブの場合、このチップが凄いのです。一般的に料金の15%ほどと言われているチップにセレブたちは50%以上支払います。完全予約制なのですが、数ヶ月待ちの状態とのことです。
オーガニック・フードのみを取り扱っている、高級食材販売スーパーとして有名な「Whole Foods Market」は、全米の高級住宅街にしか存在しないスーパーで、もちろんセレブの御用達スーパーとなっています。セレブが家事?と思われるでしょうが、住み込みのメイドやシェフが居る彼らにとって、家事は本当に気が向いた時だけする"趣味"みたいなもの。私達が「今日は特別な日だから思い切って高級レストランでディナーを!」という感覚と同じなのです。
ドラマにキャスティングされる前は、レストランで働いていたり、売れないモデルをしていたりしていた彼ら。パパラッチに追い掛け回される有名税は支払わなければならないけれど、これこそアメリカン・ドリームそのものですよね。ドラマ放送終了後も、再放送されたり、ドラマ関連の品が売れるたびに印税が入ってくるので、一生遊んで暮らせるのです。
現在、アメリカではメジャーリーグやハリウッド映画界で日本人が活躍しています。あのマツケン・サンバもニューヨーク・タイムズが絶賛。今夏からMTVでプロモーション・ビデオを大量オンエアする予定で、個人的にはマカレナのようなヒット曲になるかなと期待しています。
この日本ブームにのって、我こそは!という方。アメリカのドラマ界に進出してはいかがでしょうか。チャンスは誰にでもあるアメリカなので、幸運の女神が微笑めばあなたもセレブの仲間入りが果たせるかもしれませんよ!