退職金の計算方式

退職金を決める計算方式は一般に次の式が使われます。もちろん会社ごとに異なる場合がありますので、自分のケースは自分の会社の規定をチェックしてください。

(A:退職時基本給か退職金ポイント)×(B:勤続期間に関する係数)×(C:退職事由に関する係数)=(受取額)


(A:退職時基本給か退職金ポイント)とは、退職金の計算ベースとなるものです。退職時の基本給ではなく平均給与を用いることもありますし、ポイント制退職金の場合、(累積ポイント)×(ポイント単価)のようになっていることもあります。

(B:勤続期間に関する係数)とは、勤続年数が長いほど退職金が増える仕組みを数字に置き換えたものです。例えば定年退職者がベースとなる(A)の30倍の退職金をもらえるとすると、ここの数値が30となります(30カ月分の給与が退職金、というように分かりやすく説明されることもある)。勤続5年で辞めた場合は、ここが3になる、といった具合で退職金額の差をつけるわけです。

(C:退職事由に関する係数)とは、自己都合退職者についてさらに退職金額を下げるために使う数字で、勤続5年で自己都合で辞めた場合は0.6を掛ける、というようにさらに退職金額を減らすことになります。仮に(A:20万円)、(B:3)(C:0.6)だとすれば、36万円、といった具合です

企業年金については、ここで紹介した金額をベースにその一部が年金受け取りに変化することが多いです(一体化した計算式となっている場合もあります)。