企業年金についてはさらにいくつかの条件

もし、あなたの会社の制度が企業年金であれば、受取額を決める要素がいくつか増えます。例えば以下のような要素は受取額に影響してきます。

給付利率……実際に企業年金の原資が1000万円であっても、年金払いで受け取る間の利息も還元されるため、受取総額が増えることになります。仮に4.5%の年利がついて10年受け取りだとすれば、年間126.4万円×10年で合計1264万円を受けられることになります。つまり、利息が高いほど、実際に受けられる合計額は増えることになるわけです。近年ではこの利回りについて引き下げたり(1.5%程度など)、実際の運用状況に連動するなどしている会社が増えています。

受取年数(終身かどうか)……年金受け取りの条件としてもう一つ大きいのは「終身年金かどうか」「その場合の保証年数は何年か」というものがあります。終身年金の場合、長生きすれば何十年でも年金受け取りができます。一般に会社が保証する期間(早くに亡くなられた際に遺族に精算給付が行われる年数のこと)よりも平均寿命を考えると長生きすることが多く、長生きするほどおトクになるわけです。

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あえて、シンプルな説明にしていますので、専門家にしてみれば「これは間違いだ」と怒られそうな表現ですが、分かりやすく解説するための方法ですからご容赦ください。

ここで覚えておいてほしいのは、自分の退職金額・企業年金額を増やす基本的な方法は「会社でしっかり働くこと」だということです。
たくさん働いて評価が上がった人は給与も高くなり、退職金額も増えます。また長く一生懸命働いた人は短くして辞めた人より確実に退職金は多くなります。
結局のところ、老後の財産のひとつである退職金・企業年金を増やす道は、毎日の仕事なのです。

詳しくは、自分の会社の仕組みを確認してみてください。一度チェックすると、仕事の働きがいも変わってくるかもしれませんよ。
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