「悲しいメロドラマを演じてみたかった」
素顔は結構お茶目でシャイ(?)なユン・ゲサン |
『愛に狂う』では、初めてヘビーでシリアスな役を演じていましたが、撮影してみての感想はいかがでしたか。これから、やってみたい役柄や、もし既に決まっている作品はありますか。
プレス:
除隊するときに、自分としては悲しいメロドラマをやってみたいと思っていました。このドラマの話をいただいたときに、内容が重いけれどやってみたいドラマだったので、一生懸命やりました。演技生活においてためになったドラマだと思っています。共演者のイ・ミヨンさんはとても優れた女優ですので、多くのことを学ばせてもらいましたし、息もよく合い、とても感謝しています。次回作は、軽い明るいタッチの作品になると思います。
プレス:
軍入隊前に出演した映画『僕らのバレエ教室』では、高校生役を演じていました。ドラマでも若者の役が多かったのですが、今後はどんな役を演じてみたいですか。
ユン・ゲサン:
(入隊前に比べると)年齢もありますので……(笑)。若者を演じる仕事の依頼があれば、ぜひやってみたいと思います。実年齢よりも年下の役であっても挑戦したいと思いますが、まずはそういう機会に恵まれなければと思います。
プレス:
軍隊に入る前と入った後で考え方や生活習慣で変わったことはありましたか。
ユン・ゲサン:
軍隊に入るまで、役者としてのキャリアは1年しかありませんでした。芸能界の生活は皆さんから愛されて豊かなものでしたが、軍隊に入ってからはすべてが平等になったという印象を受けました。軍隊での2年間は自分を振り返る良い機会だったと思います。これまでの自分の人生はとても貴重なものだと気づきました。今は除隊しましたが、皆さんが多くの関心を寄せてくれるのが嬉しく、幸せに思っています。
プレス:
日本のファンにメッセージを。
ユン・ゲサン:
日本にこんなにファンがいるとは思わなかったのですが……、このように良い時間を設けていただき、とても感謝しています。関心を寄せてくださるマスコミの方々にもお礼を申し上げたいと思います。今度来るときは日本語でごあいさつをしたいと思います(笑)
私がユン・ゲサンを初めて見たのは、韓国でg.o.d.のステージでした。溢れるパワーで歌うユン・ゲサンはアイドルそのもの。初主演映画『僕らのバレエ教室』では、大学進学を目前に控えた思春期の揺れる心を繊細に演じていたのが印象的でした。軍隊生活を経て、芸能活動に本格的に復帰したユン・ゲサン。6月23日に行われた「韓流ロマンチックフェスティバル」にも登場し、もうすぐ『愛に狂う』が日本でもオンエアされると話していました。成長したユン・ゲサン。アイドルから役者へ、これからの活動が楽しみです。