「自分以外の人間を演じるのが楽しい」
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プレス:
歌手時代と比べて俳優に専念するようになってから自分で変わったと思う点と、周りが自分を見る目がどのように変わったかを教えてください。
ユン・ゲサン:
歌手と役者は、とても違っていますね。歌手のときはアルバムの準備する時間も短いですし、ステージではそこに立っている自分そのものを見てもらうのです。俳優は時間をかけて役作りをし、自分自身ではなく演じるキャラクターを好きになってもらうのですから。
歌手から俳優に転身し、今は俳優の仕事を楽しんでいます。自分以外の人間を演じるということにとても幸せを感じています。周りの人たちは、皆さん歌手である僕と俳優である僕の両方を好きでいてくれ、今はそれを素直に受け止めようと努力してくれています。皆さんの期待に応えられるよう、僕も努力していきたいと思います。
プレス:
これまで演じた作品の中で一番自分に似ているのはどの役ですか。また、自分のチャームポイントは?
ユン・ゲサン:
これまで演じた作品は3つありますが、2作目の『兄嫁は19歳』のキャラクターが一番僕に似ていると思います。似ているのは、明るくて快活なところですね。ご覧になった方たちから「かわいい」「笑顔が天真爛漫で良い」と言われました。
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