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イ・ビョンフン監督に単独インタビュー(3ページ目)

『宮廷女官チャングムの誓い』、そして『ホジュン』を手がけたイ・ビョンフン監督。農学部卒という異色の経歴の持ち主でもある監督が、監督自身の経歴とドラマの裏話を明かしてくれました。

執筆者:桑畑 優香

『チャングム2』はありえない(笑)

ガイド:
イ・ヨンエさんをキャスティングした理由を教えてください。

イ・ビョンフン監督:
イメージが固定された人に演じて欲しくないと思ったのです。テレビにいつも出ている女優だと、直前に出た作品の印象が強く残ってしまっていますよね。しかし、イ・ヨンエさんは『チャングム』に出る前には、3年間テレビに出ていなかったのです。本人も次に何をしたらよいのか、考えていた時期だったのです。

最初は「関心がない」と言っていたのですが、シノプシスを読んで次の日に会いたいと連絡が来ました。「チャングムの積極的で好奇心に溢れた姿を演じたい」と。彼女はいつも笑顔をたたえ、どんなに寒くてもいつも現場に早くやってきて準備をしていました。

ガイド:
韓国でも『チャングム』がとても人気があったため、『チャングム2』というドラマができるのでは、という噂もありましたが……。

イ・ビョンフン監督:
韓国ではドラマの人気がでると、ネットなどで「続きを作ってほしい」というファンの声が集まります。それによって続編が生まれたドラマもあるのですが……『チャングム』はもう50話以上作ってしまったし、これ以上人気が出るものを続編として作るのは難しいでしょうね(笑)

イ・ビョンフン監督プロフィール

1944年10月14日生まれ。ソウル大学農学部林学科、漢陽大学院マスコミ情報学部卒。1970年MBC入社。
ドラマ史上に残る大河ドラマをいくつも手がけてきた名演出家。歴史に対して並々ならぬ好奇心を持ち、徹底的に調べ上げてドラマを作り上げることで知られる。
主な演出作品:『ソドンヨ』(2005)、『宮廷女官チャングムの誓い』(2003)、『商道』(2001)、『ホジュン』(1999)、『朝鮮王朝500年』など

BS朝日『ホジュン』放送記念ファンミーティング

2007年4月14日(土)原宿クエストホールでイ・ビョンフン監督を招いたファンミーティングが開催されます。
詳細はこちらのイベント紹介ページをご参照ください。
BS朝日『ホジュン』放送記念ファンミーティング

■『ホジュン』公式ホームページ
■『宮廷女官チャングムの誓い』公式ホームページ
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