韓流ファン、韓国映画ファンであれば、きっとこのごろ気になる名前のひとつに「イ・ジュンギ」を挙げるはず。彼の出世作は、映画『王の男』。12月の日本公開を前に出演者たち来日し、9月25日に記者会見を行いました。カム・ウソン、チョン・ジニョン、イ・ジュンギがずらりと勢ぞろいした会見場は、とても華やかな雰囲気。それぞれ、映画とはまたちょっと(かなり!?)異なる素顔を垣間見ることができました。

映画を見て研究したコンギルの目線

王の男を彩る男たち。左からカム・ウソン、チョン・ジニョン、イ・ジュンギ
—役を演じるにあたり、気を使った点を教えてください。
ジニョン「燕山という人物は歴史の中では暴君として記憶されていますが、映画の中では悲しい人間として描きたいと思いました。韓国ではこれまで小説やドラマで演じられてきた役柄ですが、監督も今までとは全く違う燕山像を望んでいました。いつもは役に入るために準備を周到にするのですが、今回は内面を感じ取って演じようとしたので、あえて準備をしませんでした。幸い彼の内面を感じ取ることができ、それを観客の人にも感じ取ってもらえてうれしく思っています」

カム・ウソン「今回の役どころは私が全く経験したことないものでした。民俗的な歌や踊りなどの技は初めての経験です。芸人という役だったので、熟練して見えるように準備期間を長く取りました。原作では燕山とコンギルが主人公ですが、映画では脚色して3人が主人公となっています。コンギルとチャンセンが一緒にいるときは、コンギルを通じてチャンギルが目立つように、チャンセンを通じてコンギルが目立つように重点を置いてやりました」

ジュンギ「コンギルは男性でもなく女性でもない、中性的な微妙なキャラクターでした。シナリオ上でも何を考えているのかわからない描写があったので、神秘性に重点を置いて演じなければならないと思いました。難しかったですが、カム・ウソンさんがいろいろなアドバイスをしてくれ、なんとか消化できたのではと思います。最初はどのように役作りをしたらいいのか、最初は怖かったですね。女性的な身のこなしなどが難しく大変でした」

—イ・ジュンギさんの(艶やかな)目線は、女性も参考になりましたね。
「今回は特に意図して目線を作ったわけではないのですが、先輩の俳優とも相談しながらどのようにしたらいいか、模索しました。まなざしが強いほうなので、コンギルの神秘的な目について考えながらやりました。勧められた映画を見たりして、女性の目の動きを参考にしました」

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