2006年3月、「韓国NO.1」と評されたミュージカル「ジギル&ハイド」が日本で上演されます。主演は映画「ラブレター」、「下流人生」、「マラソン」などで知られるチョ・スンウ。2005年には「マラソン」の自閉症のランナー役で大きな感動を呼び、韓国の映画賞で数々の賞を受賞した、今一番乗りに乗っている役者。
 12月上旬、チョ・スンウが来日し、会見でミュージカルの抱負を語りました。公式的な日本訪問は今回が初めて。会見場には韓国での人気ナンバーワン俳優を一目見ようと、多くの記者たちが集まる中、25歳とは思えない落ち着きぶりと、「自分の言葉」で語る姿は、若きカリスマの雰囲気が漂っていました。

「ジギルの弱い面を表現したい」

韓国で名実ともにナンバーワンのチョ・スンウ。現在新作映画「とかげ」の撮影中だ。
─チョ・スンウさんの来日を首を長くして待っていた日本のファンに一言お願いします。
「韓国でこの『ジキル&ハイド』を公演していた時、多くの日本のファンの皆さんが来たと聞いています。韓国まで多くの方々が来てくださったことに、この場を借りて感謝を申し上げます。今回この公演が3月に日本で行われるということで、僕としては本当にうれしい限りです。良い作品であるということはもちろんですが、この作品でみなさんに日本でまたお会いできるという事は、僕にとってはとても光栄なことです。皆さん、期待していてください」

─『ジキル&ハイド』を演じる時に大切にしていること、また苦労していることなどを教えてください。
「決してジキルは絶対的な善ではないということ、そしてまたハイドも純粋な悪ではないというところを僕は大事にしていきたいと思っています。ジキルの弱くてどうしようもない人間が持つ感情が大きくなっていって、ハイドというもう一つの人間になったかと思っています。そういう部分を全体にあらわしたい。また、この作品は観に来てくださった多くの方の共感を得ないといけない作品だと考えていますので、その過程で倒れていくハイドを観て、惨めだとか悲惨だということを感じていただくのと同時に、観客の方々ご自身の生き方について振り返って、もう一度考えていただければいいな、と思います」

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