韓国で100万人を超える大ヒットとなった映画『奇跡の夏』。脳腫瘍に侵された12歳の兄と9歳の弟の実話を描いた感動の物語です。映画の中で、ひときわ光っているのが、弟ハニを演じたパク・チビンの演技。はじけるような明るさと茶目っ気、そして時に涙なしでは見ることができない切ない表情で、この作品を一層深いものにしています。そのチビン君が、6月末に来日! くるくる回る瞳がとってもかわいい彼が、映画・そして役者人生(弱冠12歳!)について語ってくれました。

厳しい現実から学んだ役作り

天才子役ナンバーワンのパク・チビン君
『奇跡の夏』では、病院に入院している兄に付き添いながら、白血病で入院している男の子と仲良くなり、いたずらをしたりするハニ役のチビン君。兄が病気で苦しむ姿をそっと見つめながらも、時にはおもちゃのカードをめぐってケンカをしてしまうことも。そんな難しい役どころを演じることができるのはパク・チビンしかいないと、監督や脚本家は作品の準備段階から確信していたといいます。
「シナリオを読んだときは、難しい役だと思いました。でも、役者という仕事をするのであれば、感情的に難しい役というのは、当然直面するものです。できないといって断るのではなく、やってみようと思いました」
チビン君ははきはきと答えてくれました。
身近に重い病気を患っている人はいないけれど、この役を演じるにあたり共演者たちと3泊4日の合宿に臨んだといいます。小児がんの子供たちがいる病院などを訪れ、厳しい現実を目の当たりにしました。
「同じ年頃の子供たちが病気に苦しんでいる。自分が健康であることを感謝するとともに、この作品を通じて皆に希望を与えることができればいいな、と思ったんです」

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