見どころその1「近現代史を生きた一人の女性の大河ドラマ」

様々な人達に囲まれてクッキは成長していく
まず興味深いのは、舞台となっている時代です。メインとなっているのは1940年代~1960年代の朝鮮半島。そう、日本の植民地時代から独立、そして朝鮮戦争を経た激動の時代です。「植民地」「戦争」…というと暗い印象もありますが、「クッキ」は、その時代を生きた庶民の姿をときにユーモラスに明るく描いています。
主人公のクッキは、生まれると同時に母親をなくし、朝鮮解放のために中国に向かった父親と離れて、麺工場を経営する養父ソン・ジュテの元で育った女の子。勤勉で明るい性格の彼女は、やがてソウルに旅立ち、偶然出会った菓子屋のもとで菓子づくりの才能を開花させていきます。
試写会で、一話を見たのですが、なんといっても、主人公のクッキのがんばりぶりがカワイイ。思いっきり感情移入して、応援したくなりました。また、普段あまりドラマで見ることがない50年前の韓国の学校や町の様子がとても新鮮に感じられました。
近現代史という重い時代の要素を絡めながら一人の女性が紆余曲折を経て成長していく物語は、朝の連続ドラマ以上の見ごたえが。壮大なドラマの続きが気になります。

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