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映画「春が来れば」 監督に単独インタビュー(2ページ目)

素朴な炭鉱の町に赴任した中学校の音楽教師を主人公にした心温まる物語、「春が来れば」。リュ・ジャンハ監督に単独インタビューをしました。

執筆者:桑畑 優香

チェ・ミンシクが気に入ったシナリオの魅力

田舎の炭鉱の町で、ヒョヌは多くの人に出会い変わってゆく…。
―初監督作品で、主役にチェ・ミンシクという大物をキャスティングしています。キャスティングに苦労しことや、プレッシャーなどもあったのでは?
「チェ・ミンシクさんのキャスティングはスムーズにいきました。ストーリーが淡々としすぎているということで、最初は投資会社があまりいい顔をしなかったこともありました。でも私はずっと前からチェ・ミンシクさんが好きで、最初からチェ・ミンシクさんの映画だと思いながら脚本を練っていました。そして、シナリオを送ったら、すぐに返事が来たんです。『一度会おう』と。一度会って酒を飲んで話をし、もう一度会って酒を飲み。『やろう!』ということになりました。」

―チェ・ミンシクはどのようなところが気に入ったのでしょうか。
「自分と心が通じていると。今でもこんなバカみたいなシナリオを書く人がいるんだな、と(笑)。この映画は自分がやるべきだと思ったそうです。この言葉は私に対する賞賛だと思っています。彼は最初に会ったとき『もっと自分よりも若くてカッコイイ俳優がいるのに、どうして俺を選ぶんだ』と聞きました。だから私は『あなたが年を取っていく姿がステキだと思うんです』と答えました」

監督が「春がくれば」で伝えたかったこと…次ページで!>>
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