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詳報!釜山で対面 妻夫木VSビョンホン(2ページ目)

釜山国際映画祭で、日韓のトップタレント二人のトークが実現しました。イ・ビョンホンと妻夫木聡の対談の詳報をお伝えします!

執筆者:桑畑 優香

「イ・ビョンホンの男らしくクールな演技がイイ」

日韓の約300人の報道陣が駆けつけた
―お互いの魅力について教えてください。

イ・ビョンホン「飾り気がなく、純粋なまなざしがいいですね」

妻夫木聡「『甘い人生』での男らしくクールな演技が良かったです。情熱的で熱い演技が印象的でした。イ・ビョンホンさんの映画を観ながら、『僕だったらあんな風にできるだろうか』と思いました。テコンドーをやっていらっしゃったと聞いたのですが、動きが自然で力強かったです」

ビョンホン「妻夫木聡さんの映画『春の雪』を四日前に観ました。メロドラマの要素が大きな軸となっている映画ですね。時代的な背景や、雰囲気が良かったです。個人的には『ジョゼと虎と魚たち』を見て、妻夫木さんの魅力にはまりました。あ、それと、妻夫木さんがおっしゃっていたのとは違って、私はアクション俳優ではありません(笑)」

妻夫木「죄송합니다(韓国語で「すみません」の意味)。僕は韓国語もできないのですが、日本語も苦手なもので(笑)。僕が言いたかったのは、『甘い人生』の情熱的な演技で強い印象を受けた、という意味だったのです」

「海外で良い反応を得たとき、韓国映画の変化を感じる」

ビョンホン「韓国映画が世界的に注目を浴びているとはいえ、現場で働いている人たちは、大きな変化を感じることができません。韓国映画が変化をしているということを実感するのは、海外でよい評価を受け、それを肌で感じるときですね。韓国映画が世界的に良い評価を受けている理由は、多様なテーマを取り上げているからではないでしょうか。現在韓国の映画が注目されているのは、一時的なブームではないと思います。個人的には映画の観点がもっと多様になればと思います。

妻夫木「今日本では韓流ブームで、韓国のタレントが来日すると空港がパニック状態になってしまうほどです。私は前から韓国映画が好きでした。『JSA』『シュリ』『ブラザーフッド』などのような映画は全部観ましたし、個人的には「オールドボーイ」が好きです。ワールドカップのときに感じたことなのですが、韓国には日本にないパワーがあると思います。韓流ブームを通じて日韓両国がもっと近い存在になればと願っています」

イ・ビョンホンも苦笑…!妻夫木クンの「ファンに見せたくない姿」とは!?次ページへ!>>
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