40、50は鼻たれボーズ

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天然 板東英二のゆでたまご伝説 (単行本) 板東英二 (著)
※坂東英二の数あるエピソードについて、家族、マネージャー、テレビ関係者などの切実な証言に基づいて綴られた、笑撃のエピソード70連発。
サラリーマン社会と違って、定年制も老後の公的保障も一切存在しないのが、芸人、タレントの世界。とは言っても、体力や気力の限界を感じてか、それとも悠々自適な第二の人生を楽しむためなのか、一般的に定年を迎える60代あたりから、テレビタレントとしての活動をセーブする方々が少なくないようです。

60手前でセミリタイアを宣言した大橋巨泉や、絶頂期に全レギュラー番組を降りた上岡龍太郎などが有名ですが、そこまで大々的に表明しなくても、年齢を重ねるとともに微調整していくのが一般的のようです。そんな流れに反して(?)、若手に混じってバラエティで活躍するベテランの皆さんを、ここではアラウンド古希(70歳前後)、略してアラ古希タレントと呼び、その活躍ぶりを称えたいと思います。

戦前生まれのタレント達

一時期、バラエティで活躍するタレントに対して「芸がない」と批判する声がありましたが、長年に渡って、自分の言葉で喋り続けるというのは、並大抵のことじゃない。逆に、若い時に苦労して培った芸を続けていく芸人の方が、後々は楽をしている印象があるのは、当ガイドだけでしょうか?

その意味では、昭和19年生まれのみのもんた、20年生まれのタモリが現在のバラエティ界を支えているMC陣の中では双璧といった感があります。より上の世代にも関口宏、愛川欽也といった大ベテランがいますが、昔はともかく、今はトーク、進行を他の出演者に任せて、終始ニコニコして存在感を示すのが、現在の仕事なのでは。

逆にゲストで出演する方が、コメント等で頭の回転を必要とし、年配者には負担が大きかったりします。にもかかわらず、年齢を感じさせないくらいの元気さで、バラエティに笑いをふりまいているのが、今年まさに古希を迎えた板東英二でしょう。

MCや他の出演者からさんざんツッコミを入れられて、汗をかきながら弁解する姿を、あちこちのバラエティで見かけますが、実年齢を考えたら、驚異的なエネルギーと精神力です。これからも若手芸人にどしどしイジられて、あのハイトーンでボヤキまくってください。

アラ古希タレントの宝庫といえば…