トレンドは詩吟から謎かけへ

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なぞかけで「脳活」!―脳を活性化させるドリル付き (単行本)  Wコロン (著)
※確かに脳は活性化するでしょう。それをどう実生活に生かすかが課題ですね。
以前は「お笑いブーム○年周期説」なんて、もっともらしく語られてたものの、ふと気付くと、ここ十年近くお笑い番組も芸人の人気も安定してしてます。理由は色々あるんでしょが、入れ代わり立ち代わりブレイク芸人が誕生していることも大きいのでは。

いま人気上昇中といえば、少しばかり地味ではありますが(笑)、何といってもWコロンのねづっちでしょう。相方の木曽さんちゅうとともに、謎かけという古典的な芸を21世紀に蘇らせ、これまで主流だった笑いとは違う路線で、たちまち注目を集めました。

ただ「ねづっちって面白い」と思ってる人達も、謎かけって何なのか、詳しいところ知らないんじゃないかと、お節介にも心配したりしてます。ということで、謎かけについて改めて勉強しつつ、ねづっちブレイクの理由を考えていきたいと思います。

ルーツをたどると仏教の世界に

一口に謎かけと言うけれど、正確には謎かけ問答と呼ぶところを、長いので後半を省略するようになったんです。問答と付くところから分かるかもしれませんが、そのルーツをたどっていくと禅問答とか公案といった、仏教の修行に行き当たります。

要するに一連の問答のパロディなんですが、出されたお題を即座に解かなきゃいけない点では、大いに共通してます。ただ仏教の問答だと、尋ねられることの大部分は、答える方も前もって承知してますから、事前に答えを用意しておくことは充分可能ですね。

言葉遊びの一種として親しまれてきた謎かけは、「三段なぞ」という別名も持っています。これは、1.何々とかけて、2.何と解く、3.そのこころは? の3つで構成されているところから、そう名付けられたようです。それに対して、普通のなぞなぞは「二段なぞ」と呼ばれます。

そんな古典芸がなぜいま人気なのか?